台風17号で3連休は雨と強風との予報でしたが、今のところ大丈夫のようです。先の15号が大きな被害を出したので、今回は注意喚起を促す報道だったのでしょうか?
さて、先日
PIC12F1501で遊んでみた記事をアップしましたが、待っていた部品が届き、試してみました。アマゾンでなんと
59円(送料無料)で売られていたFMラジオチューナモジュール RDA5807M です。中国からエアキャップ封筒に入って届きました。利益でてるのか心配(^_^)
このモジュールは小さく、ピンが2mmピッチのためそのままでは使いにくいので、ユニバーサル基板に載せて細ピンヘッダを付けました。商品は写真の緑の基板のみです。片面のユニバーサル基板を裏返して、カプトンテープを貼り、両面テープで張り付けてあります。
PIC12F1501とはI2Cで接続しています。先日の記事にも書きましたがこのPICはI2Cモジュールを搭載していないのでソフトI2Cです。LCDとのI2C接続では問題なかったところが、チューナモジュールでは問題となっていたようで、しばらく動かず悩みました。まったく動かない訳ではなく、電源のオンオフを行っていると時々動くというパターン。チューナモジュールに載っているチップ仕様書のI2CタイムチャートとソフトI2Cのソースをにらめっこして差異に気づき無事に繋がりました。
音声出力はダイソーの300円USBスピーカを買ってきて繋いでいます。USBコネクタとステレオミニプラグをちょん切って、ブレッドボードに刺さるようにピンヘッダを付けています。アンプは電源がUSB給電なのですが、3Vでも動作しました。FMラジオモジュールの動作電圧が3V前後なので、電源を乾電池2本にすることができてよかったです。ただ、電源オンとオフ時に「プッ」という比較的大きな音がするのが難点。
このスピーカは300円の割によい音がするとの評判で、Youtubeなどに改造動画が沢山アップされています。エンクロージャ(箱)をしっかりしたものにすることで音がよくなるらしい。
とりあえずお試しなので、選局はハードコーディングです。周波数を換算した値をI2Cで送り込むことで選局できます。アンテナはジャンパ線を繋いだだけですが比較的感度も音質もよい感じです。ワイドFMも受信できました。
消費電力ですが、ボリウムを絞った状態で30mA程度、机の上で聞く程度の音量で30~40mA、大音量にすると100数十mA流れます。電池も結構もつと思います。また、PICは各種の設定を行うときだけ必要なので、設定が終わったら sleep させれば消費電力が減ります。まあ、PICの使う分は大したことなくほとんどがアンプです。
今後、スイッチを付けて選局できるようにしてケースに入れてみようと思っています。