2020年9月5日土曜日

1,350円の電子負荷を買ってみた

電源周りの簡単な評価用にAliexpressでUS$13弱(1,350円位、送料無料)の電子負荷を買ってみました。これまでセメント抵抗などを使っていましたが連続的でないし、狙った抵抗がないなど不便でした。自作しようかと思いましたが安く買える事が分かったので購入です。以下は昔、抵抗負荷で評価している動画です。

今回買ったものはUSB端子がついていて主なターゲットはモバイルバッテリやACアダプタの評価用ですね。 測定範囲は4〜25V、0.1〜4.5A です。冷却用のヒートシンクとファンが付いていて、ファンは55℃を越えたら自動的に回り始めました。ディスプレイに温度も表示されています。まだ43℃なので回っていません。

積算時間や電力量なども表示でき、表示モードを切り替えるタクトスイッチの長押しでリセットできました。

表示モードを切り替えた様子です。

左側はメインの電流調整用ボリウムで、右側が微調整用です。真ん中は圧電ブザーで、電流が許容範囲を超えたりすると警告音が出ます。

仕様では4.5A迄となっていますが、試したら5Aを越えたところで警告が出ました。

ディスプレイの反対側の基板裏には各種USB端子が付いていて、様々なアダプタを繋げられます。左端のターミナル(赤黒のコードを接続してみました)からも給電できるので、USB電源以外の評価に使えます。

電流と電圧の精度は、手元のテスタと比べたら少ない電流のときに若干異なりましたが、1Aくらい流すとほとんど同じ感じでした。電圧は若干高めにでる感じ、と言っても5Vで1%も違いませんでした。安いテスタの精度も不明なのでなんとも言えませんね。ちなみに定格外の3.3Vで試したら一応動きましたが、3.7V位が表示されて誤差が大きいようです。

付いてきた取説はハガキより一回り小さいこれ1枚です。文字がかすれたりしていて読みにくいが付いてきただけましか。

ボリュームの回転と電流の変化がイマイチ連続的でないときもありますが、値段の割に多機能でよくできている感じです。この値段ではとてもじゃないが自作できない。

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