自分で3Dモデルを作ってみました。まずは小さなマグネットピンですが、3D-CADを使うのも久しぶりだったのでモデル作りに苦戦。小さければ印刷パラメタを変えてみての試行錯誤も短時間でできると思っていますが、まだそこまで辿り着いてない。
1作目は写真の通り失敗。ピンを掴むところがオーバーハングになるので斜めにしたのですが、まだ傾きが足りない(水平に近い)だったようで、積層がうまく行かずリング状になってしまいました。スライサはサポート材を作らなかったので大丈夫かと思い、トライしましたがダメでした。空中に樹脂を吐き出す感じになってしまったようです。
また、マグネットを埋め込む底の穴をマグネットの直径と同じφ6mmにしたのですが、まったく入らない状態でした。一番底だからか樹脂が広がって6mmより小さくなるようです。
2作目です。くびれを少し太くして、かつ掴むところのオーバーハングをなだらかにしてみました。3D-CADはAutodesk Fusion 360です。個人用途なら無料で使えるのがよいです。まだまだ全く使いこなせてないのですが。
Fusion 360からSTLを吐き出して、TORONXYのスライサにかけた様子です。時間が7分と表示されています。
今回はオーバーハングも無事に出力できました。写真右端が1作目の失敗品(掴むところが低いのは仕様)、中央が2作目、左端は埋め込むマグネットでφ6mm、厚さ3mmです。出来上がったサイズを測ってみたところ、直径は設計通りのφ10mmでしたが、高さは13mmの設計に対して12.8mmで若干低かったです。どこかに調整できるところがあるのかな?
(2020.10.23追記)
印刷開始時のZ軸のゼロ点設定で、テーブル面から若干上(0.2mm位)にしたところ、設計通りの高さで印刷されました。
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