先月下旬、寒くなってきたのでホットカーペットを出しましたが、ホットカーペットの上にカバーを兼ねたラグを敷いてあるためコントローラが隠れてしまっています。このため、タイマーで自動オフになっているのに気付かなかったり、オンになっていることを忘れて切り忘れがあります。そこで、AC100Vが流れているか常にモニタ表示できないか考えてみました。
当初、電流を検出するカレントトランスとオペアンプ、PICで作ろうかと、アリエクで安いカレントトランスを探してみました。国内で買うと意外と高いのです。探しているときに見つけたのが、カレントトランスと電流表示機能がセットになったパネル型の電流計です。ひとつ300円ちょっとと安い(送料込み)ので試しに買ってみました。今回、思ったより早く2週間ほどで届きました。
角型もあったのですが、こちらは小数点以下の表示ができなかった。
他にも電圧表示や温度表示など色々なタイプがあってどれも安いです。少々高いですがアマゾンにも似たようなものがありました。
手元にあった部材で簡単なアダプタを作って試した様子です。300Wのヒートガンもどきを繋いだら2Aなので少し低めに表示されるのか、ヒートガンの300Wが怪しいのか?
なお、60Wの白熱電球を繋いでも表示は0.0Aのままでした。ある程度流れないと表示されないようです。
カレントトランスはこのように片側の配線のみ通しています。また、電圧計を動作させる電源はAC100V直結でOKです。上記写真の緑色と紫色の配線がそれです。
白色LED版は9.0Aでした。
角型は9Aと表示されました。
まぁ、大体合っているような気がします。300円ならコスパ十分です。願わくば流れていないとき(0Aの時)はLEDが消灯するとよかったですが、過剰な要望ですね。ちゃんと動くことが分かったのでケースに入れて日常的に使えるようにするつもり。
前回紹介した マルチテスタ LCR-T4 ですが、液晶モジュールのフレキケーブルとケースが干渉する件は、ケースの側板に穴を開けて干渉を回避しました。また、ゴム足の在庫があったので付けることにしました。
前回は、ケースの表側にナットを固定していましたが、ゴム足が付いたのでナットは裏側に変更し、見栄えもよくなりました。220uFの電解コンデンサを測定していますが、ほぼ刻印通りの値でした。前回書いたようにインダクタだけは誤差が大きいような気がします。といっても15%程度ですが。
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