カメラが90度回転していたESP32-CAMを使った防犯カメラのケース を作り直していますが難航しています。今までPLAフィラメントを使っていましたが、ABSフィラメントに切り替えたところ、反りがでてしまい上手く積層できません。PLAも当初は反りましたが、色々と印刷パラメタなどをいじっていたら収まりましたが今回は中々収束しません。ネットで調べるとABSは温度が下がることによる収縮が大きいようで、皆さん苦労されているようです。
はじめに短時間で印刷できる裏蓋を試したところ左のように反ってしまいました。このときのパラメタは購入したフィラメントに付いてきた説明書を参考に、ヘッド温度を245度、ヒートベッド温度を90度、印刷速度50mm/s、クーリングファン停止でした。
次にヒートベッド温度を80度、印刷速度30mm/sにしたところ、右のようにほぼ反らずに印刷できたので、ケース本体の印刷に挑戦。ところが反りました。右下の薄いものは隅が反り上がりそうだったので途中で印刷をやめたもの。ヒートベッドをエタノールでキレイに掃除して粘着力がでるようにして印刷したのが左のもの。印刷速度を落としたので3時間半もかかりましたが、反って失敗です。
横から見るとこんなに反っています。
今、はがれにくくするためにBrim(鍔)を付けるようにして印刷中です。どうなることか。
完成時にABSのほうがPLAより柔らかくてよさそうなのですが難しいですね。もう少し試行錯誤して収まらなかったらPLAフィラメントに戻るかな。
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