2022年4月3日日曜日

ESP32-CAM防犯カメラ、一応完成

反ってしまって上手くいかないABSフィラメントでのケース作り ですが、なんとか反りを抑えられました。まだ若干反っていますが、このあたりで妥協です。


ネットで見た反り対策として、シワなしPiTをヒートベッドに塗り、30分位乾かしてから印刷を開始しました。備忘録として、ノズル温度245℃、ヒートベッド85℃、印刷速度30mm/s、冷却ファンオフ。


シワなしPiTは昨夜アマゾンで注文したのですが、なんと家にあり朝から試すことができました。印刷後、ヒートベッドが冷めるのを待ったら自然にベッドから剥がれ、印刷中によく剥がれなかったものだと感心。ヒートベッド温度の重要性が分かりました。


こんな100円程度のものも送料無料で翌日届く(Primeに入っているから)のは素晴らしいが環境には優しくないか。

これまでの試行錯誤の結果です。真ん中はBrim(鍔)付きで印刷したもの。反らないように羽根つき餃子のような感じになるのですが、それでも反りました。また、鍔を取った後が汚くなります。右端が上記のPiT対策などを行って一応OKになったもの。


50mmで設計したのですが、約0.4%小さくなりました。収縮した結果かな?

ESP32-CAM、焦電センサを組み込んだ様子です。固定はホットボンド。ACアダプタコネクタの位置が 前回のケース と異なります。

上側にあるスリットにmicroSDを挿します。microSDには、WiFiアクセスポイントとパスワード、LINE notifyのトークンを暗号化して格納しておきます。また、焦電センサが検知したときに撮影した写真もこのmicroSDに格納されます。

LINEに送れる写真は1時間あたり50枚までという制限があるので送るのは90秒間隔ですが、撮影とmicroSDへの格納は検知している間、毎秒です。

LINEに届いた検知メッセージと写真です。広角レンズなので周辺が丸くなっています。

防犯カメラとミニフィグ、背景の全景はこんな感じです。カメラとミニフィグは下端中央に小さく写っています。

これで一応完成ですが、しばらく動かして動作確認やプログラムの調整などを行うつもりです。その後、スケッチや回路、動画などを公開予定。

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