2023年1月15日日曜日

ペンプロッタ(その6、描画速度などの調整)

ダイソー柔らかい下敷きを買ってきました。ソフトとハード両面が使えるというものです。


固いプラスティックの板にビニールのカバーがかかるようになっていて、ビニール面がソフトということのようです。

ソフト面の上に紙を置いて描画速度を調整しましたが、なかなかうまく行きません。


以前から気になっていましたが、ペンの上げ下げが完了する前にペンが移動しているようです。Gコード出力にレーザ加工用のプラグインを使っており、レーザでは瞬時にオンオフできるので問題ないのでしょうが、ペンはサーボモータで動かしているので、命令を送っても上げ下げが完了するまでにしばらく時間がかかるのが原因と推定。

Gコード出力のプラグインの設定をよく見たら「移動前の待機時間」という項目がありました。これを使えばペンの上げ下げが完了するまで待機して、移動が始まるかと期待しました。

しかし、うまく行きません。
生成されたGコードを見ると以下のようになっていて、待機時間命令(G4 P0.1)がでてからペンアップ命令(M5)がでているだけです。ペンアップやペンダウン命令後に待機命令を出して欲しかった。

ということで、テキストエディタの文字列一括変更機能を使って、ペンアップ後とペンダウン後に待機命令を出すようにGコードを書き換えてみました。

その結果が以下です。待機時間や描画速度、移動速度を変えてみました。まだ調整が必要そうですが、かなり改善されました。

毎回テキストエディタで書き換えるのは面倒だし間違える元なので、自動で書き換えるスクリプトを用意するか、Gコード生成のプラグインを書き替えることを検討しています。プラグインはPythonで書かれているので、もしかしたら書き換えられるかも。

ダイソーでドロウイングペンというものも買ってきました。少し試しましたが、0.5mmでは書いた文字の線が太くなるのと若干滲むので、文字サイズ16pt相当ではダメなようです。もっと細いドロウイングペンもあったので、そちらの方がよかったかも。

もう少し試行錯誤してみようと思っています。ペンプロッタ、まだしばらく楽しめそうです。

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