2024年1月6日土曜日

ダイポールFMアンテナを自作

年末の断捨離兼大掃除でデッキタイプのチューナがでてきた。壊れていないはずなのでFMアンテナを作って試してみることにしました。よければ工作部屋で使いたい。


まずは 以前作ったスピーカ とアマゾンで買ったアンプを繋ぎ、ACコードを引き裂いた3m位のリード線を繋いで聴いてみた。そこそこ聴けるが、時々若干のノイズが入る。今まで工作部屋に置いてあったCDラジカセ(カセットは無い)よりは断然良い音。まぁスピーカもアンプも違うしね。


アンプのアマゾンのリンクです(最近、画像リンクができなくなった)。価格は現時点のもの。
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ということで簡易的なダイポールアンテナを作ってみることに。エレメントは使い古しのVVFケーブルの芯線を使います。エレメントの長さは普段聴くことが多い東京FMの80MHzに合わせることにして計算する。半波長のダイポールアンテナにするため、まずは波長を求める。

波長は λ=c/f  で求まる
c:光の速さ=300,000Km/sec (日常生活に光の速さがでてくるのが面白い)
f:周波数=80MHz
λ=300x10^6 [m/sec] / 80x10^6 [Hz] = 300/80 [m] = 3.75 [m]

これの1/2なので1.875mとなり、片側のエレメントはさらに半分の93.75cm。 ちょっと長めの95cmでVVFをカットし、芯線2本を取り出した。


給電ポイントを作成する。コネクタは以前、何か思い出せないけど必要だったので古いアンテナ分配器から取り出してあったものの残り。台座にするため手元にあった2mm厚のアクリル板を切り出して穴開け。


こんな感じでエレメントとなるVVFケーブルの芯線を取り付けます。


同軸ケーブルコネクタはアマゾンで購入しました。正月早々、こんなものを配達してくれて感謝です。アンテナとチューナの設置場所が未定なので長めの15mのものを購入。


アマゾンのリンクです。価格は現時点のものです。

両端にコネクタを付けました。


アンテナの給電部にケーブルを繋いだ様子。


仮に工作部屋の壁に養生テープで貼り付けてみました。壁は北東向きで、東京FMの電波がでている東京タワーは東北東にあるので少し指向性がずれています。アンテナを廻してみたいがふにゃふにゃのVVFケーブルでは叶わず、また人が持つとそれだけで感度が変わるので取り合えずこの状態で確認。天井に貼りつけるというのもあるが、、、

ノイズは適当なACコードのときより若干減ったかなという感じです。それも期待バイアスかも知れない。残念ながら劇的な変化はなかった。

壁に養生テープで貼り付けるのは工作部屋とは言え見た目がイマイチなので、テレビアンテナなどに使われているアルミパイプを使ってちゃんとしたものを作るか。或いは市販のFMアンテナを買うか悩みどころ。4素子のほうが安いが、部屋の中に4素子はデカすぎるし、利得の記載がないので敬遠したい。

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7,500円の価値があるか? アルミパイプで自作すれば1,000円以内で済みそうだが。いずれにしても効果が分からないので踏ん切りがつかない。

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