2024年3月10日日曜日

新しい半田ごてPX-280でFMラジオモジュールを組み立て

先日紹介した新しい半田ごてPX-280 を試してみました。今まで使っていた半田ごてもgoot製のCXR-41で30Wでした(写真上)。今回のPX-820は80Wのハイパワーで温調もできます。大きさは若干長くて太くなりましたがそれほどの違いはないです。

今まで使っていたこて台にも丁度収まります。このこて台は16年前にPICで作った切り忘れタイマー が組み込んであり、今でも常用しています。


昇温速度がメチャクチャ速くて感動です。10数秒で設定温度の350℃になりました。これまでは2分以上かかってようやく半田が溶けるようになり、実際に部品を半田付けするまでに3分位は必要だったので雲泥の差。こんなに早ければ短時間でスリープさせて大丈夫です。そのほうが空焚き防止にもなるのでこて先やヒータも長持ちしそう。

普段使っている半田は鉛フリーではないので、気持ち低めの340℃にしてみました。試しに作ったのは3年前に設計した FMラジオモジュール です。これまでの半田ごてでは熱が不足気味だったGNDのサーマルパターン(GNDベタだと熱が逃げるのでランドが十字になっているパターン)もしっかり半田付けできました。


付属していたこて先では、チップ部品の半田付けがちょっとやりにくかったので細い先端が0.2mmのこて先を注文しました。

FMラジオを作ろうと思ったのは、年明けから苦戦しているFMチューナのノイズ問題です。5エレのFMアンテナを買ったり して色々試したけど抜本的な解決には至っていません。どうも年末の大掃除兼断捨離で見つけたFMチューナの感度が悪いのではないかと疑い始めています。もう20年以上前のものなので劣化している可能性と、古いテクノロジの限界なのかも。ということで最新(でもないけど)のFMモジュールを試すことにした次第。


裏面はこんな感じ。真ん中の緑色の基板がFMモジュール。その左の8ピン部品がPICマイコンです。

FMアンテナに繋いだら取り合えずノイズ無しで受信できました。音質はFMチューナのほうがよい気がするけど、ノイズがない分聞きやすいです。

RCAジャック電源ジャックをアリエクに注文中なので届いたらケースに入れてみる予定。


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