インターホンのアイホン(AIPHONE)の調子が悪くなって、チャイムに応答しても音声が届かないことがあった。アイホンといえば、アイホンという商標があったので、AppleがiPhoneを販売したときに騒ぎになった気がします。結果としてカタカナ表記は「アイフォーン」になったような。うろ覚えです。
下の写真は、玄関モニター機能で外が映っているのですが、何が映っているか判別できない状況です。チャイムを鳴らした時も薄っすらと人影が分かるレベルなので、そろそろ寿命かと、リプレイスすることにしました。
このインターホンには形が特徴的な扁平ブラウン管が使われています。確かパナソニック製だったと思います。出た当時、日経エレクトロニクスの記事を読んだ記憶が薄っすらとあります。
ブラウン管は電源を入れてから映るまでに時間がかかります。でもインターホンでは、チャイムボタンを押されて直ぐに表示しなければならないため普段から余熱している感じで温かい。省エネではなかったですね。
後継機はアマゾンで安かったパナソニック製のVL-SE30XL(写真右)と拡張モニタのVL-V632K(写真左)です。本体は玄関に付けるカメラ子機が付いて8,600円位なのに、拡張モニタは12,000円を超えるのが少し納得できませんが、需要が少ないのでしょうね。
カメラと本体間は既存の2線を繋ぐだけで簡単でしたが、アイホンのカメラを外すために本体を開けるネジが特殊なトルクスネジで苦労しました。
ちなみにVL-SE30XLは電源直結式なので、設置には電気工事士の免許が必要です。
本体と拡張モニタ間も既存の2線(4芯ケーブルでしたが、2本しか使われてなかった)です。当初拡張モニタから本体が認識できないというエラーがでて、配線の確認などを行いましたが分からず。取説をみたら本体側で拡張モニタを繋ぐ設定が必要でした。
無事にリプレイスでき、カラーでクリアな映像が見えるようになりました。また、チャイムを鳴らすと写真が記録に残るので、不在時のセキュリティ面でも安心です。
しかし、残念なことに下記写真のような課題が残っています。
以前のアイホン本体が大きかったので、壁紙が大きく抜けてしまっています。拡張モニタ側も同様です。ホームセンタで似たような壁紙を探してきて隠すつもりです。