2024年5月12日日曜日

植木鉢カバーを作る

越冬を終えて屋外に出した観葉植物植木鉢が、このところの強風でひっくり返ることが頻発している。丸い植木鉢で横から見ると逆さまの台形なので、起こしてもすぐに倒れる。

四角い鉢カバーに収めれば倒れなくなるのではと思い、先日作った部品ケースの整理棚 で余った杉板を使って植木鉢カバーを作ることにしました。

厚さが9mm程度の杉板だけで組むのは強度的に無理そうなので、朝からホームセンタにでかけて30mm角の角材を買ってきました。屋外に置くので防腐剤のクレオトップも購入。大きな缶しかなくて殆ど余るので、他にも何台か作るか?

杉板と角材を切ってクレオトップで塗装するために並べたところ。組み立ててからでは塗れない面がでるので事前に塗ることにしました。

1回塗りし終えた様子。組み立てたらもう一度塗るつもり。

今日の作業はここまで。組み立ては次の週末かな。


2024年5月11日土曜日

TSUBAME4.0スパコンを見に行った

東工大すずかけ台キャンパスで今日と明日開催されている すずかけサイエンスデイ で、TSUBAME4.0が一般公開されるというので出かけてきました。TSUBAME4.0公開の情報は こちらを参照、明日も公開されます。見学の定員が25名/回で1日4回なので計100名/日。見学したい人は整理券配布の定刻10:00より早めに行った方がよいです。今日も早々に配布完了していました。

TSUBAME 4.0は国内では富岳に次ぐ演算性能とのことで、この4月に稼働したばかり。

歴代のTSUBAMEは大岡山キャンパスに設置されていたようですが、4.0からすずかけ台キャンパスになったとこのと。

TSUBAME4.0ハードウェア構成(東工大TSUBAME計算サービス)

今日の公開プログラムは、まず教室で25分くらいスパコンとは何ぞや、どんなことに使われているかなどの紹介があり、そのあと建屋を移動して実機の見学です。紹介はスパコンのことを知らない人でも分かりやすくてよかったと思う。

教室を出て、TSUBAME4.0のために新築したという建屋に向かいます。入口にはとくにTSUBAME4.0建屋であることは記載されていません。セキュリティ対策?

セキュリティドアを通って建屋に入っていくとすぐ正面にTSUBAME4.0のラック群が見えます。新築の建物独特の匂いがしました。いいですね。


ラックの扉には飛翔している燕があしらってあります。室内は意外と冷えていました(当たり前か)。でも冷却ファンの騒音は結構ある。


左側側面、の文字が。ガラス越しに撮ったので反射して人影が写り込んでます。


ラック群の右側側面、それほど奥行はなく想像したよりコンパクトな構成でした。これで富岳に次ぐ性能というのだから技術の進歩はすごい。一番奥に見える太いパイプは冷却水のパイプ。TSUBAMEは水冷と空冷のハイブリッド冷却とのこと。


ラックの扉を開けると計算ノードが積み重なっており、各ノードへの冷却水の給排水パイプ群が見える。ラックの扉にはラジエータが組み込まれていて排気する空気も冷やしているらしい。


教室での説明時にクリアファイルリーフレットを頂きました。


帰りに図書館大隅先生ノーベル賞メダル経歴を拝見。受賞直後にも見に行ったのですが、そのときは公式レプリカでした。今回は大隅先生が東工大に寄付した本物らしい。見た目では違いが分かりませんが、警備員が立っていたので本物なのでしょう。



TSUBAME4.0が人類に貢献し、将来ノーベル賞に輝くような研究に繋がってくれることを期待して、すずかけ台キャンパスを後にしました。

2024年5月6日月曜日

剪定鋏のレストア

GW後半は帰省することになり、次の工作に着手する時間はとれませんでした。例年になく花粉症の名残の鼻炎もひどくて疲れやすく気力もでなかった。

最終日の今日は剪定鋏の修理です。鋏を開くためのバネが途中で折れて、バネを固定する部品が外れて無くなった。自動的に開かないのでそのままでは非常に使いにくい。代わりの剪定鋏は購入したのですが、慣れもあると思うけど今までのモノの方が使い易い。同じものを買えばよかったけど見つからなかったのです。

ということで、3Dプリンタでバネを固定する部品を印刷してレストアすることにした次第。バネの写真上側端が折れて少し短くなっていますがなんとかなるだろうと期待。ビスで分解できる鋏でよかったです。


これが3Dプリンタで作ったバネ固定部品。真ん中の柱はネジを切ってバネがねじ込めるようにしました。


鋏の持ち手の窪みに嵌めてエポキシ接着剤で固定。事前にIPAと綿棒で油分をしっかり除去しておきました。ついでに刃も砥いでおいた。


鋏を開くバネをねじ込んだ様子。


レストア完成です。

いつまでもつか分かりませんが、一応使えるようになりました。刃を砥いだので紙も切れるようになり復活です。

2024年5月1日水曜日

非接触充電器の動画アップ

今回の非接触充電器の工作動画をアップしました。


久しぶりに作りましたが工作中の撮影も編集も大変でした。撮影しながらの工作も難しい。元々のスキルが大きく不足しているのに加え、使っているカメラがへぼくて動画は連続20数分しか撮れない仕様だし、すぐにバッテリ切れになる。

非接触充電器はゆっくり充電ですが、今のところ問題なく充電できています。

まあ、純正品のMagSafeを買った方が確実だし充電も早いと思いますが、作る楽しみということで、CNCの製造データには苦戦したけど今回も楽しめました。

次回、何を作るか検討中。

2024年4月29日月曜日

iPhone用の非接触充電器、完成

iPhone用の非接触充電器がようやく完成しました。と言っても アリエクで133円で購入したモジュール を組み込んだだけで、作ったのはケースのみそれでも苦戦。モジュールを3mm厚のアクリル板でサンドイッチにしています。よって厚さは6mm、大きさはiPhone12 miniの樹脂ケースサイズ。



2枚のアクリル板は、こんな四辺をクランプで挟んで、隙間にアクリサンデーシリンジで流し込みました。ほとんど隙間は無いですが浸透していきます。

90度傾けて載せると充電中の青色LEDがゆっくり点滅しているのが分かる。ぴったり重ねると樹脂ケースの周囲が青く光って良い感じです。

充電電力ですが、先日安定化電源のUSB出力から取り出したとき は5Vを大きく越えていて変だったので、Apple純正のACアダプタに繋いでみました。ちゃんと5Vで6W程度の電力で充電しているようです。安定化電源のUSB出力が全然安定してなかったということですね。


GW、工作ばかりで遊んでいる訳にもいかず、衣替え庭の雑草取り、越冬のため屋内に入れていた観葉植物を外に出したり石油ファンヒータの収納などをこなしつつの3連休でした。後半の休みを楽しみに明日から仕事です。出勤する人が少ないようなので、色々溜まった雑用などをこなすつもり。一つ会議が入っていたのを思い出した(-_-)

2024年4月28日日曜日

CNCでのアクリル板切削はなんとか完了

昨日失敗したCNCでのアクリル板切削作業 ですが、今朝から1日がかりでようやく完了です。中々思うように製造データができず、できたと思って切削を始めると失敗することの繰り返し。Fusion360は高機能過ぎて難しい。いきなり原点にエンドミルのΦ2mm、深さ3mmの穴を掘ったまま切削開始点に移動するようなことも起きて、このときは負荷が大きくて移動できず緊急停止させた。何が何だか分かりません。最終的には生成されたGコードを手で直すこともして何とかしました。


切削エラーにはならないのですが、以下は何なんでしょうかね? 凹形状のポケットを切削を開始する際、エンドミルがグルグル回ってから進入します。画像はFusion360のツールパスで表示されるものですが、実際にこのように動きます。アクリル板の上空でグルグルするだけなので実害はないのですが、時間はかかる。昔も起きたことを思い出した。準備運動?


無事に切り出せたケースです。充電モジュールを挟むサンドイッチ構造で、左側が裏面、右側が表面になります。


まだ接着していませんが、動作確認です。USB Type-Cで通電し、充電対象となるiPhoneの待機中です。


iPhone12 miniを載せたところです。充電モジュール上の青色LED 3個が点灯(ゆっくり点滅)して、iPhoneのケース外周を照らしており、充電できているのが確認できました。


充電モジュールとコイルのコードが長くて邪魔だったので、ピッタリに切って半田付けしました。


コイルの下にある黒いものはフェライトの板のようで、ちょっと窪みに押し込んだら欠けた。上の写真の2時あたりの場所。たぶん影響ないと思う。

今日は切削だけで疲れ果てたので、表裏の接着は明日行う予定。

2024年4月27日土曜日

Fusion360でのCNCデータ作成は鬼門

先日出力した卓上CNCの加工データ(Gコード)を使って3mm厚のアクリル板の切削を行いました。

1回目は写真のように溶けたアクリルがエンドミルに纏わりついて固まってしまい失敗。時間がかかるのでしばらく放置後に見に行ったらこの有様でした。

エンドミルの様子です。溶けたアクリルが固まって非常に固くなっています。ニッパで少しずつ砕きながらなんとか除去できました。溶けた原因はエンドミルの回転数が速すぎて、摩擦熱でエンドミルが熱くなり切削くずが溶けて纏わりついたのだと思う。昔、何度か起きて回転数を抑えたが、久しぶりだったので少し速すぎた模様。

気を取り直して2回目の切削を行ったら、2mm深さの凹になるはずが貫通してしまった。Fusion360上では2mm深さのポケットになっているのに製造データが正しくできてない模様。どこかの設定か? ショックで原因究明は明日にする。


本来はこうなる予定(上写真は裏表が逆)。

予定では、凹の切削後に外周の切削を行いますがその前に止めました。一応確認のためにモジュールを嵌めてみると、コイルはぴったり収まりました。基板を収める幅はもう少し広げた方がよい感じ。

やっぱり、Fusion360での製造データ作成は鬼門です。トホホでした。

明日、気力が復活するか?