相変わらず花粉症がひどく、とうとう今週は1日仕事を休んでしまった。スギからヒノキに変わったと思われるが治まる気配がない。そんなわけで工作部屋の部品整理はやめておき、先日届いた133円の非接触充電モジュールの電力を計ってみることにしました。
安定化電源のUSB出力に、
昔作ったフリスク電力計 を挿して、その先に非接触充電モジュールを繋いだ。なぜか電圧が5.8Vまで上がり出力6.3Wです。iPhoneをコイルの上に置いた直後は1W未満ですが、徐々に上がって6Wくらいで落ち着きました。充電相手がどの程度の電力を喰えるか
ネゴシエーションを行っているようです。
Qiの標準的な機能だと思う。
非接触のロスもあると思うので、実際の充電電力は4W程度でしょうか。iPhone12 miniのバッテリは2,227mAhらしいですが、バッテリがへたっていて71%になっているので、1,600mAh程度かと思う。Liイオン電池への充電電圧を4.0Vとすると、4.0V*1,600mAh=6.4Wなので1時間半位で充電できそう。ロスがもっとあっても2時間あれば大丈夫。十分な速さです。ちなみにiPhoneカバーは非接触充電非対応のものなので、対応のカバーならもう少し速いかも。
iPhoneをコイルの上から外して無負荷になったときでも0.25W程消費するようです。電圧は5.1V程度に下がっています。電圧が変動するのはフリスク電力計の問題か? 昔、動作を検証したときは大丈夫だったので、安定化電源の問題か? 充電モジュールの問題?
充電中の充電モジュールの発熱をみてみました。室温21℃の環境でドライブICが37℃まで上がっていました。iPhoneをどかしてコイルを計ると30℃位です。真夏は少し熱くなりそう。
使えそうなことが分かったのでケースを検討します。3Dプリンタで作ると発熱で柔らかくなるかも知れない。来週末からGWですが今のところカレンダ通りに出勤予定。GW中にケースが作れるか!? 花粉症が治まるか否かにかかっています。