2024年6月29日土曜日

温故知新、TK80との出会い

先日、国立科学博物館でワンボードマイコンのTK80を観ました。1976年発売開始なのでまもなく半世紀になろうとしている。博物館に入るようなレガシーになってしまったのも頷ける。

私が購入したものは、発売からしばらくしてチップをセラミックパッケージから樹脂に変更したローコスト版ですが、それでも当時の私には大金でした。自分で使いこなせるか分からないのによく決断したなと今更ながらに思う。秋葉原駅前にあったNECのBit-INN(ビットイン)まで買いに行ったことを覚えています。ちなみにキットなので自分で半田付けして組み立てました。当時のLSIは静電気や熱に弱かったのでICソケットを使っています。

当時、当然アセンブラなども持ってなくて、8080のニーモニックを書いた(文字通り手書き)アセンブラコードをハンドアセンブルして機械語に翻訳し、16進数で打ち込んでいました。相対ジャンプができなかったので、所々にNOP命令(何もしない命令)を入れて、プログラム変更に伴うアドレス計算し直しを抑えた記憶がある。表示デバイスは7セグLEDだけでしたが、それでも思い通りに動くことにワクワク。

下記の写真は、ケースに収めるために7セグLEDとテンキー(16進数キー)を外した状態です。



表示デバイスが7セグだけでは物足りず、テレビ画面に文字を表示するビデオカード、当時はビデオRAMとか呼んでいた基板を製作。これは書籍を参考に自分で設計したもの。デバッグにオシロなど持ってないのでLEDのチカチカだけで動作を追っていたので、動いたときはなかなか感動でした。真ん中のセラミックパッケージがキャラクタフォントを収めたICで、結構高かった記憶がある。


メモリが足りないのでメモリ基板も自作です。配線は裏面で行ってます。はっきり覚えていませんが数Kバイトだったような。メモリも高価だったので取り合えず左端だけ使って、増設の余力がでたら増やしていこうと考えていましたがそのまま。写真の基板にメモリは刺さっていません。別の用途で使ってしまったと思われます。


これらTK80、ビデオRAM、増設メモリを使ってTiny-BASICというBASIC言語を走らせて遊んでいました。Tiny-BASICは当時の雑誌(I/O誌かASCII誌)に載っていた16進コードを徹夜で打ち込んだ気がする。それらの雑誌も何度かの引っ越しで無くなってしまいました。

なんだか歳とって懐かしがっているだけで「知新」はないですが、この辺りがマイコンとの出会いの原点ですね。その後、Apple-][と出会い、さらにのめり込んでいったのはまた別の機会にでも。

2024年6月22日土曜日

新NISA半年の成果は如何に!?

ようやく梅雨入りしました。平年より2週間くらい遅いようで、梅雨の期間が平年並みだと梅雨明けは8月上旬!? このところ気温の変化が激しくて、風邪をひき体調不良です。昨日は仕事を早退し、今日も午前中は寝ていました。せっかくの休日なのに勿体ない。

工作をする気力がでないので、今年初めに仕込んで約6か月の新NISAの様子を確認してみました。

成長投資枠は3つの投資信託に分散投資していたのですが、何れも20~21%の含み益でした。分散といっても殆ど米国株なのであまり分散になってないw 半年で21%はすごいですが怖さもあります。今がピークで年末に向けて下がるかも、、、

積立投資枠は毎月投資なので、まだ枠の半分しか積み立ててないので含み益は14%でした。来年はボーナス枠を1月に設定して年初に全部入れるか考え中。そのための資金の調達も課題。

特定口座でもいくつか日本の個別株を持っていますが、このところ殆ど動かないし、下がっているものもある。一時期よかったのですが残念です。来年は新NISAに乗り換えるためにもあと半年で上がって欲しい。上がらないと損切りすることになる。どうせ損切りするなら今損切りして、課税されてもよいから特定口座で米国株の投資信託で半年運用した方が少しでも益がでるか、などと熱でボーっとした頭で考えています。

円安が進んでいますが、多くの人の新NISA投資が海外への投資なのも一因だとか。そんなに影響あるんだ、とちょっと驚き。来週再び為替介入しそうな勢いで円安になっていますが、日本株が強くならないと焼け石に水のような気がします。

今は熱があるので決断はしませんが(ボーっとしてなくても正しい判断ができないと思うけど)、給与は上がらず物価上昇など生活費がかかるようになってキャッシュフローが悪化しているので何か対策しないと、と思っています。

で、ちょっとyoutubeで新NISAや投資の動画を観たら似たような動画がお勧めに次々とでてくる。PIC電子工作チャンネルも伸びてくれるといいのだけど。いまだに収益化にはほど遠い。トホホ


2024年6月16日日曜日

国立科学博物館までお出かけ

自宅に籠ってばかりではまずいと、久しぶりに上野の国立科学博物館に出かけてみました。クラウドファンディングのお礼 に頂いた入場券を活用です。晴れた日曜日だったためか子供づれも多くて結構混み合ってました。科学に興味を持つ子供が多いのは頼もしく思います。

入口入ってすぐにあるフーコーの振り子です。床に時刻のLEDが光っていて、ちゃんと合ってました。


NECのワンボードマイコンTK80が展示されていました。なんと持ってます。でも部品取りに使ってしまいキーボードや7セグLEDは残ってない。


日本館のある旧館は建物も見どころです。


しゃがんだティラノサウルス。恐竜化石のフロアは一際混んでました。

館内を一通り巡って3時間くらい。その後、アメ横を抜けて秋葉原まで、ガード下を利用したショップを覗きながら散策です。今日は電気街のお店にはまったく寄りませんでしたが、よい刺激になりました。



2024年6月14日金曜日

帰宅してもiPhoneが自宅WiFiに繋がらなくなった

最近、帰宅したときに iPhone12 miniが自宅WiFiに自動的に繋がらなくなった。少し前までは何の問題もなく繋がっていたのに。気付かずにモバイル通信の通信量を消費してしまうことがある。通信量が1GB/月の契約なので痛いです。

iPhoneの再起動、アクセスポイントを削除して再設定しても、WiFiルータの電源を入れ直しても解決しない。iOSが17.5.1にアップデートしてからおかしくなった気がする。ちなみに他の接続したことのあるWiFiには自動で繋がる。自宅のアクセスポイントがステルスモードになっていることも影響している可能性があるが、かみさんや子供のiPhoneは普通に繋がる。なぜ私のiPhoneだけ?

帰宅後に一旦、iPhoneのWiFiをオフにして、オンに戻すと繋がる。けど、忘れる。

そこでiPhoneのオートメーションという機能を使って、自宅に着いたら自動的にWiFiをオフにして、すぐオンする処理を組み込んでみた。オートメーションはMacOSにあるAutomatorという自動処理を簡単にしたような機能で、イベントに応じて各種の処理ができるというもの。今回初めて知った。

イベントにGPSの位置情報で特定の場所に着いたときというのがあるので、自宅を設定してWiFiをオフ、WiFiをオンしてみた。まだ数回しか試してないけど上手く動いている模様。座標の誤差を広くすると自宅に着く前にオフ/オンしてしまいダメそう。

以下が設定画面。WiFiを設定が2つ並んでいますが、一つ目がオフ、二つ目がオンです。

常に? 時々?位置情報を取得しているからバッテリのもちが多少悪くなるかも知れない。

こんなことしなくても今まで通りWiFiに繋がるようになって欲しい。次のバージョンアップで直るか?

2024年6月9日日曜日

ロケット発射ボタンおもちゃの動画アップ

ロケット発射ボタンおもちゃの動画をアップしました。筐体づくりがメインになっていますが、よろしければ観てください。

スケッチは色々試行錯誤して汚くなってしまったので、需要があるか分かりませんが少しはキレイにして後日アップ予定です。

マトリクスLEDをNeoPixcelの先に繋ぐのは面倒なので、直接Arduinoで表示させたほうが楽だと思う。今回はPICでNeoPixcelのシリアルデータを読めるかの実験したものを使ったので、このような構成になりました。

詳しくは下記の動画をご参照ください。


ブログ記事は2年前の以下。

https://pic-garage.blogspot.com/2022/07/neopixel-matrix-led-mp3-player.html

2024年6月7日金曜日

iPhoneとデジカメでの動画撮影、一長一短

ミサイル発射ボタンのおもちゃは、iPhoneで動作撮影すると筐体及び点灯しているマトリクスLED、NeoPixelが一応キレイに撮れました。センサのダイナミックレンジが広いから?

しかし、マトリクスLEDが下の写真(動画から切り出し)のようにダイナミック点灯が流れる縞表示になってしまいます。fpsを変えてもダメでした。ダイナミック点灯をもっと速くすればよいのかも知れませんが、いまさらPICのプログラムを変更するのも面倒。肉眼では問題ないし。

デジカメだとこうはならないのですが、こちらはLEDが光っているのが分かりずらい。もっといいデジカメならよいのかも。

ということで動画撮影は苦戦中。

2024年6月2日日曜日

ロケット発射ボタンのおもちゃ(完成)

長らくかかっていた、ロケット発射ボタンのおもちゃ の組み立てを行いました。ロケットランチャーと言うと意味が違う?

まずはブレッドボードに載せていたArduino nanoDFPlayerをユニバーサル基板に載せ替え。電源はリチウム電池で3.7V、1200mAhです。5Vに昇圧しようかと思っていましたが3.7Vで動作したのでそのまま。USB Type-Cでの充電するモジュールを介して配線。


NeoPixelリングとマトリクスLEDの光拡散シート兼、装飾のためのトラテープ模様。パネルのアルミ板とポリプロピレンシートの間に挟みます。丸い空白のところにNeoPixelリングがきます。


つけてある取っ手は、ダイソーで見つけた引き出しなどに使うアルミ製の取っ手。100円です。各部品を筐体内に収めてホットボンドで固定し、最終的にパネルを閉じようとしたときにトラブル発生。なんとNeoPixelリングを載せた基板が桟やスピーカと干渉して閉まらない。トホホ。


一旦スピーカなどを取り外してから桟木をカットして何とか収まりました。行き当たりばったりで作っているので色々あります。リチウム電池はスポンジ入りの強力両面テープで接着しました。この状態でArduino nanoのプログラム書き換えや、microSDの抜き差しができます。


四隅を木ネジで締めて完成しました。


カウントダウン動作中。NeoPixelはカメラとの相性が悪いのか、イマイチ上手く撮影できない。肉眼だともっとクッキリ見えます。


緑色のミサイルスイッチは、レバーの先端にLEDが埋め込まれていて電源オンで点灯します。また、電源を入れる際にはカバーを上げる必要がありますが、オフにするときはカバーを閉じれば、トグルスイッチがオフになりなかなかよいです。

そのうち動画を撮るつもりですがうまく撮影できるか?! iPhoneで撮った方がよいかも。

2024年6月1日土曜日

色々と雑用をこなす日

6月に入り明日からは天気が崩れるようで、梅雨入り間近でしょうか。雨になる前に溜まった用事を済ませたく、久しぶりに街まで出かけてきました。

一つ目はマイナンバーカード電子証明の更新です。作ってから5年経過したようで次の誕生日までに更新が必要との通知が来ていました。本当に5年毎に更新が必要なものなの? カード自体は10年で更新なのだから、それに合わせてもよかったのではないかと、素人ながら思う。

業務は外部に委託していると思われ、お役所関係ですが土日でもマイナンバーカードセンターが開いています。午前中の比較的早い時間に行ったこともあると思うのですが、沢山の窓口に対して来訪者は僅かです。土曜の朝8:30から全員がスタンバイしていたのかと思うと、窓口の人件費や駅近のオフィス賃貸料は如何ほどか、と悲しい気持ちになりました。来訪者の人数をある程度予想して(おそらくパートの)窓口の人員配置を考えられないものなのか? 税金だから気にならないのかも知れませんね。これは氷山の一角でしょうが、こんなに税金を投入して維持しているのにマイナ保険証の普及率は低くて活用はまだまだ不十分な様子。高い税金を納めるのが虚しくなりました。

その後、最近視力が変ってきたので眼鏡の更新というか、測定してもらい新しい眼鏡を作りました。これまでのものは遠近両用でしたが今度のはクルマの運転や屋外用です。街に出たのがすごく久しぶりだった(どんだけ出不精なのか)ので、街中のお店が結構入れ替わった様子が新鮮で色々立ち寄りながら散歩を兼ねてぶらぶら。途中、懸案だった買い物を数軒こなし、ランチして帰路に付きました。久ぶりに1万歩越えで疲れ、帰宅後は珍しく少し昼寝。

その後、以前作った鉢カバーゴム足をつけて、鉢を収めました。これで多少の風では倒れなくなる、と期待したい。もっと大き目のゴム足がよかったけで見つからなかった。一応、ステンレスの木ネジで付けてあります。


鉢は風で何度も倒れたので表面の土がこぼれてなくなっています。ホームセンタにでかけたら買ってこよう。備忘録として記録。


明日は雨予報なので、家に籠ってロケット発射ボタンの組み立てを行う予定。