2021年12月29日水曜日

テレワーク期間の振り返り

昨日が仕事納めでしたが今朝も仕事中。まだ終わらないけど一段落したので少し息抜きです。1年半続いたテレワークも10月下旬で終わり、11月、12月は毎日出勤しました。iPhoneに残った歩数記録を見返してみると、テレワーク期間が一目瞭然。昨年4月から今年10月まで見事に歩数が減っています。


飛びぬけている2019年11月は、新セン・香港にでかけたときで、よく歩きました。
深圳の電気街探訪Fusion PCBのseeed studioを訪問深圳観光深圳の帰りに寄った香港の様子、これ以来、海外に行けていません。国内もだけど。

昨年はテレワークになっても、運動不足にならないように毎朝散歩していたので、今年よりは歩数多めです。年明けから寒かったこともあり、殆ど外出せず引き籠り生活になりました。夏場は暑かったし、と言い訳。

それでも今年3月が多かったのでは、桜の開花状況を確認に毎朝散歩していたから。

運動不足の影響は、10月にあった職場の健康診断で白日の下となりました。体重は増え、血圧も上がり、肝機能の数値も悪化。生活習慣を見直して半年後に医師の診断を受けるようお達しがきました。トホホです。

ということで、テレワークが終わり、毎日出勤して運動し、テレワーク中の間食がなくなるのは、丁度良い生活習慣改善になっている次第です。半年後にどうなるか、毎日体重と血圧を記録し始めています。

2021年12月25日土曜日

AC100V電流計、2台目を作った

電流計の2台目を作りました。電子工作机のテーブルタップとの間に入れて、電源の切り忘れ防止も兼ねます。電流計がパイロットランプ代わり。


手元にあったタカチのケースと電源スイッチ、アウトレットを使います。

裏側はこんな感じです。


こんな感じで机の端に置いてメインの電源スイッチとなります。これをオフにすると机周りの電源が全て切れます。

少ない消費電流(0.5A位)だと電流を検出しないので、30Wの半田鏝では電流は00.0のままですが、赤色LEDで電源がオンになっていることは目立つので切り忘れ防止にはなるかと思っています。


2021年12月23日木曜日

マルチテスタLCR-T4の測定誤差

先日購入した マルチテスタLCR-T4 ですが、測定ピンによって測定値が違った気がする、とコメントを頂いていました。情報ありがとうございます。

という事で試してみました。
結果、キャパシタや抵抗は確かに微妙に変わった、と思ったら同じピンで測っても測定するたびに変わっています。と言っても僅かなので誤差範囲だと思います。デバイスによるところもあるのかも。




以下、抵抗です。


同じ1-3ピンで測定しても値が微妙に違います。

ちなみにインダクタも何度か測りましたが、インダクタは同じ値を示しました。インダクタンスが小さくて有効桁が少ないからそう見えただけかも。

ピン依存もあるかも知れませんが、測定誤差もあるかと。いずれにしろ趣味の電子工作で使うには十分な精度です。

2021年12月20日月曜日

AC100Vの電力可視化動画

AC100V電流計をケースに組み込んだ 様子を動画にしました。ドライヤは1,200Wのモノです。少し低めにでているのか、公称値ほど喰わないのか。


現在は500Wのホットカーペットに繋いでありますが、5Aを若干越えています。まぁ精度は置いておいて、オンオフが可視化できているので当初の目的は達成できました。


2021年12月19日日曜日

ラミネータの修理を断念して買い替え

かみさんが使っているラミネータが熱くならなくなったというので調べてみました。スイッチを入れるとモータが回る音はしますが、いくら待っても温まらないし、READYの緑LEDが点灯しません。

温度ヒューズが切れた位なら直せるかな、と思い分解してみます。


テスタで導通確認したら216℃の温度ヒューズは生きていました。


ヒータの導通を確認するとオープンになっているのでヒータが切れたようです。念のために電源を入れてみると、ヒータに繋がるパターンには電気がきていました。ヒータの交換は無理そうです。10年以上使ったので寿命でしょう。


もっと単純な回路を想像していましたが、チップが3つ載っています。L324というTIのオペアンプが2つあるのでアナログ回路によるPID制御でトライアックをオンオフしているようです。もう一つのチップは555タイマでした。

という事で修理は諦めて、新しいラミネータをポチりました。これまでと同じアイリスオーヤマ製のシンプルなKLM32Xというモノです。


以前のモノよりモータ音が静かになり、立ち上がり時間が短くなっていました。初めて通電したためか、ちょっとプラスティックが熔けるような臭いがしましたがそのうち消えるでしょう。

2021年12月18日土曜日

AC100V電流計のケース組み込み

先日の 300円のパネル型AC電流計 をケースに組み込みました。


使った部品は手元にあった以下です。ケースが小さくてギリギリ収まるか微妙でしたがなんとかなりました。

電流計とアウトレットの穴を開けた様子です。

ACプラグは中身の端子だけ取り出して、5mm角のプラ棒で作った部品に取り付けます。

ケースの蓋にプラグがでるスリットを開けます。

こんな感じで組み込み。カレントトランスが意外と大きくてギリギリ収まりました。内部は少し干渉しています。

完成。

当初の目的だったホットカーペットを繋いだ様子です。よい感じ。

数字が大きいのとLEDなので暗くても読めるのがいいです。LEDは白にしてよかったです。まだ赤色と四角タイプが残っているので、工作机のテーブルタップの切り忘れ防止用に使おうかと思っています。


2021年12月12日日曜日

浴室の照明カバーが外れない

またまた野暮用で帰省しています。これで来年まで持ち越せない年次休暇は消化完了。写真は途中に寄った少林山達磨寺です。そんな訳で工作は進みません。


帰省の目的ではないのですが、浴室照明のカバーが外せなくて電球交換ができないとのことで調べてみました。陶器の台座にガラス製のカバーが付いているタイプです。点かないので電気スタンドをドア越しに置いて入浴していたらしい。20数年前に浴室をリフォームしてから一度も電球交換してないようです。
 

カバーを回そうとしましたが確かに固くてびくともしません。何処かに固定用のビスでもあるのかと思いましたがありません。防水用のパッキンが固着している模様。

滑り止めにゴム手袋をしてガラスを割らないように注意して、左右に少し回すように力を入れたら僅かに動きました。徐々に動く幅を広げるようにしたらなんとか回るようになり、外れました。よかった。ダメなら壊してもよいと言われていた。

カバーを外すと思いがけず小さな電球が入っていました。電球を外すとクリプトン60Wと刻印されていて口金はE17です。クリプトン球だったので長寿命だったようです。


カバー側はこんな感じでパッキンが入っていました。潰れて硬くなっています。これが固着してたのが回らない原因かと。


交換用の電球は100均で調達。クリプトン球は100円でしたが、昼白色LEDタイプが300円だったのでこれにしました。そんなに発熱しないと思うので密閉型カバーでも大丈夫と判断。お勧めはしません。

電球色もありましたが明るい方が良いとのことで昼白色です。ちなみに電球色は400円。数値的には同じルクス数でも電球色の方が少し暗く感じるのは何故かな。

無事に点灯しました。以前より明るくなったとのことでよかったです。風呂なので温かみのある電球色とも思いましたが年寄りなので明るさ優先です。


2021年12月5日日曜日

300円のパネル型AC電流計を試してみた

先月下旬、寒くなってきたのでホットカーペットを出しましたが、ホットカーペットの上にカバーを兼ねたラグを敷いてあるためコントローラが隠れてしまっています。このため、タイマーで自動オフになっているのに気付かなかったり、オンになっていることを忘れて切り忘れがあります。そこで、AC100Vが流れているか常にモニタ表示できないか考えてみました。

当初、電流を検出するカレントトランスとオペアンプ、PICで作ろうかと、アリエクで安いカレントトランスを探してみました。国内で買うと意外と高いのです。探しているときに見つけたのが、カレントトランスと電流表示機能がセットになったパネル型の電流計です。ひとつ300円ちょっとと安い(送料込み)ので試しに買ってみました。今回、思ったより早く2週間ほどで届きました。


角型もあったのですが、こちらは小数点以下の表示ができなかった。

他にも電圧表示や温度表示など色々なタイプがあってどれも安いです。少々高いですがアマゾンにも似たようなものがありました。



手元にあった部材で簡単なアダプタを作って試した様子です。300Wのヒートガンもどきを繋いだら2Aなので少し低めに表示されるのか、ヒートガンの300Wが怪しいのか?
なお、60Wの白熱電球を繋いでも表示は0.0Aのままでした。ある程度流れないと表示されないようです。


カレントトランスはこのように片側の配線のみ通しています。また、電圧計を動作させる電源はAC100V直結でOKです。上記写真の緑色と紫色の配線がそれです。

1,000Wのアイロンを持ってきて測ってみました。9.1Aなので少し低めなのか、こんなものなのか?

白色LED版は9.0Aでした。

角型は9Aと表示されました。

まぁ、大体合っているような気がします。300円ならコスパ十分です。願わくば流れていないとき(0Aの時)はLEDが消灯するとよかったですが、過剰な要望ですね。ちゃんと動くことが分かったのでケースに入れて日常的に使えるようにするつもり。

前回紹介した マルチテスタ LCR-T4 ですが、液晶モジュールのフレキケーブルとケースが干渉する件は、ケースの側板に穴を開けて干渉を回避しました。また、ゴム足の在庫があったので付けることにしました。


前回は、ケースの表側にナットを固定していましたが、ゴム足が付いたのでナットは裏側に変更し、見栄えもよくなりました。220uFの電解コンデンサを測定していますが、ほぼ刻印通りの値でした。前回書いたようにインダクタだけは誤差が大きいような気がします。といっても15%程度ですが。


2021年12月1日水曜日

マルチテスタ LCR-T4が結構使えそう

LCR-T4というマルチテスタを購入してみました。抵抗、キャパシタ、インダクタ、ダイオード、トランジスタの定格が測定できるものです。アマゾンで調べると中身は同じと思われるものが数多くでています。

以下、10KΩの抵抗を測定した様子ですが、まずまずの精度だと思います。


購入したのは一番左の1,599円のもの。すぐに使いたかったので国内発送のものにしました。


基板は完成していて、ケースになるレーザカットしたアクリル板とビス・ナット・スペーサが付いてきました。電池は006P 9Vです(付いていませんでした)。

上側側面の板が液晶ディスプレイのフレキケーブルに干渉して嵌りません。無理に入れようとするとケーブルが鋭角に曲がって折れそうなので使いませんでした。

スイッチを押すと部品のスキャンが始まります。

何も繋いでないと以下のようなエラーメッセージが表示。

電解コンデンサ4.7μFの測定では若干大きくに表示されていますが、正しい容量が分からないのでなんとも言えません。

インダクタ220μHは、少し低く表示されています。他のインダクタも測りましたが刻印値より15%前後低めにでました。なお、mHでしか表示されないので、μHの小さなものは誤差が大きくなります。

ダイオードです。

発光ダイオードも順方向電圧が分かるので電流制限抵抗の計算に便利です。

NMOS-FETです。ピンアサインも自動で調べてくれるのがよい。

安いし、色々わかるので趣味の電子工作にはよいと思います。