最近読んで面白かった本、「知性の未来―脳はいかに進化し、AIは何を変えるのか―」マックス・ベネット (著)
線虫だった6億年前の祖先に知性はどのように生まれて、ときの流れのなかで今日の人類の知性まで繋がったのか。身体が左右対称になって操縦するために始まった知能から、幾つかのブレイクスルーが積み重なって今日がある。幾つかのブレイクスルーはどこかで読んだりしたこともあったが、詳細な内容が時系列にならび興味深かった。
AIについての話は少な目だが、AIが次のブレイクスルーとなって人類がどこまで進化するのか?太陽系が終わる数十億年後にはどうなるのか、遠い未来に思いを馳せました。
リファレンスがしっかりしていて、なんとKindleで20%弱のページがリファレンス。80%位まで読み進めたところでまだ20%あるな、と思っていたら本文は終了。本文が物足りないなんてことはなく十分なボリウムです。少々前半が長く後半は力尽きた感じだけどよかった。
冒頭のはじめに、に書かれていたGPT-3に問うたエピソードの今に驚いた。「私は窓のない地下室にいて、空を見上げると、見えたものは――」の文章を完成させなさい。という問いに対して当時のGPT-3は、「見えたものは光。それが星であることがわかって、私はとても幸せな気持ちになった」と続けた。当然地下室なので星は見えないはずで、この文章はおかしい。
しかし、驚いたのはこの答えではなく、私が今のChatGPTに同じ問いを投げたら以下のように返してきたことです。
「天井ではなく、ゆっくりと呼吸するように明滅する星々だった。それは空ではなく、誰かの記憶の内側で、私は今もそこに立っているのだと気づいた。」
なんと詩的な! 今のLLMはこんな文章が書けるの? シンギュラリティはすぐそこかと、思わずにはいられない。
★
ついでに今年後半に読んだ投資関係の書籍。こちらは子供にも読ませたくて、紙の本を購入した。JUST KEEP BUYINGはすでに子供に渡してしまったので、下記の写真は嵌め込み合成です。今までこのような本は読んだことなかったが、新NISAでインデックス投資を始めたので、今更ですが読んでみた。もっと早く読んでいれば個別株よりインデックス投資していたのに、と少し後悔。
WEALTH LADDERはJUST KEEP BUYINGの著者ニック・マジューリ氏の最新の本。敗者のゲームはチャールズ・エリス氏の古典?


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