2023年3月29日水曜日

ラジオライフ誌にLINE防犯カメラが載りました

ラジオライフ2023年5月号LINE防犯カメラの記事が掲載されました。第2特集の技術とアイデアを駆使して唯一無二の玩具をDIY!「キテレツ電子工作百科」というところに載っています。キテレツかな?


3分半ほどの動画、前半は動作の様子、後半はメイキングです。


回路やプログラムなどの詳細は以下を参照ください。

昨日、仕事帰りに本屋で記事を確認したときにトランジスタ技術の最新号が目に止まりました。マイコン特集だったのと新定番PICマイコンのPIC16F18857の別冊が付いていたので買おうと思ったら、財布を忘れていることに気付いた。最近、あまり現金を使わないので忘れていることにも気付いてなかった。レジにいく前に気付いたので助かりました。街の本屋さんが減っている昨今、申し訳ないけど帰宅後にアマゾンで購入。


最近、新しいPICに疎くなっているので少し勉強してみようかと思った次第です。トランジスタ技術も久しぶりに購入した。ちなみにラジオライフ誌は見本誌を頂けるとのことなので購入していません。

2023年3月26日日曜日

スチロールカッターの自作

発泡スチロールのトロ箱を処分するためにスチロールカッターを作ってみました。最近は環境意識の高まりなどもあってパソコンや家電などの緩衝材に発泡スチロールが使われることは減りましたが、鮮魚などを運搬するためには断熱が必須な発泡スチロールがまだまだ必要です。 そのままでは廃棄しにくいので板状にしますが、手で折ったりするとスチロールの粒々が飛び散って始末に困る。


スチロールカッタ―は工作用の乾電池で動作するものが100均でも買えますが、それなりの大きさでパワーのあるものは高いので自作してみました。

100Vを直接使ってパワーコントロールするのは感電が怖いので、ノートパソコン用のACアダプタ(65W)を使っています。安定化電源でテストしたときに30~40W程度で十分切れたので、アマゾンで買える安価なPWMコントローラを繋ぎました。

工夫点はニクロム線にテンションをかけるのに、100均のクランプのバネを利用したところ。なかなか良い感じです。あまり強くすると赤熱したニクロム線が切れそうなので、適当なテンションになるようにしています。ニクロム線は5mのものを購入したので、もし切れても十分張り替えができます。

また、赤熱しなくても熱くなっていることが一目で分かるようにニクロム線の端にモニタ用のLEDを配置しました。光っているときは熱い!


2023年3月24日金曜日

さいたまに小旅行

週の後半、さいたまスーパーアリーナで開催されている世界フィギュアスケート選手権を観戦するかみさんに付き合って、さいたま新都心周辺に小旅行。

大宮の鉄道博物館です。万世橋から移転してから初めて訪れました。JRのOBなどが働いているのかと思っていたら違って若い人が多い。若々しくていいですね。春休みなので家族連れが多かった。

国鉄時代の初の予約システム「マルス」です。聞いてはいましたが見るのは初めて、だと思う。専用ハードっぽくてビックリ。汎用コンピュータを使って構築したシステム名がマルスだと思っていた。

大宮の名前の由来になった? 大宮氷川神社に参拝しました。参道が長くて立派でした。写真は二の鳥居、奥の方に三の鳥居がある。

朝、ホテルの窓から見えた富士山。写真はiPhoneのデジタルズームですが意外と近くに見えてビックリです。

かみさんは今日もフィギュア観戦のため一人での帰路、上野の国立西洋美術館で企画展と常設展を鑑賞。久しぶりの美術館で眼と心の保養です。

上野公園の桜が満開です。平日なのに混み合っていました。この先はもっと混んでた。外国人率が高い。インバウンドで景気が回復するといいですね。

明日からの週末はもっと混み合うのでしょう。でも天気が心配。

疲れて秋葉原に寄る元気はなく、早めに帰宅してのんびりしています。工作は明日から再開予定。

2023年3月20日月曜日

モバイルバッテリの自動パワーオフキャンセラ(その4;完成)

3Dプリンタでのケース印刷に苦戦しました。反る力が強くてヒートベッドから剥がれてしまう。小さいから大丈夫かと思っていましたがダメでした。結局、brimにカプトンテープを貼る対策でなんとかなりました。ABS樹脂は難しい。


ケースの裏蓋はホットボンドで固定です。

電源投入から90秒経過してダミー電流を流しているところ。モニタLEDがケースのABS樹脂を透過して光っているのが分かる。 

動画です。2分20秒


回路図、ソースは以下にアップしました。

2023年3月16日木曜日

モバイルバッテリの自動パワーオフキャンセラ(その3;ケース作り)

モバイルバッテリの自動パワーオフキャンセラ の連続稼働テストは順調でした。約3日間動かし続けて途中でパワーオフすることはありませんでした。使えそうです。


ケースは3Dプリンタで作成。フィラメントはABS。久しぶりに使ったので感覚が鈍ってヒートベッドとノズルの間隙が狭すぎたようです。少し潰れて印刷されてしまい、設計通りの厚さにならなくて失敗。裏蓋が閉まらない。

その後、間隙を開けてトライしましたが、今度は印刷途中でヒートベッドから剥がれてしまい失敗。2回続けて失敗したので本日はやめておきます。週末にできるか?

ケースには時間設定のDIPスイッチ窓があります。また、ダミー通電時に光るLEDの光がケースを透過するように裏側をφ3mmで丸く窪ませてある。

ケース表面から見た様子。DIPスイッチが窓から設定できます。LED用の窪みもうっすらと見える。

ちゃんとできたら、光が透過している様子を動画で撮る予定。

2023年3月12日日曜日

モバイルバッテリの自動パワーオフキャンセラ(その2;長時間検証)

昨日作った モバイルバッテリのオートパワーオフ・キャンセラ は、一晩動かしましたがLEDは点灯したままでした。たぶん大丈夫。しかし、途中でオフして再度オンした可能もあるので、オフしたら判るように arduinoで経過時間モニタを作成してみました。

電源オンすると 00:00:00 からカウントアップするものなので、途中で再起動すると再度00:00:00からカウントアップし、経過時間が短くなっているのでそれと分かります。


キャンセラを通さずに接続すると、きちんと1分50秒程でモバイルバッテリがオフになりました。接続すると90秒毎に0.5秒間、100mA流し、オートパワーオフを回避します。

取り合えず連続で3時間程は問題なく動いています。このあとも測定を継続しているので、明朝時間を確認する予定。

キャンセルのための消費電力を計算してみます。

90秒毎なので1時間に40回、0.5秒間なので流れる積算時間は、
0.5秒 * 40回 = 20秒 = 0.0056H

流す電流が100mAなので、
100mA*0.0056H=0.56mAh

これにPIC分の数mAh(測ってないけど)分を加算しても、モバイルバッテリの10,000mAhからすればキャンセラの消費電力は無視できる。これでPICやarduino工作に安心して活用できます。

今日は午前中、所用ででかけていたのでケース作りまではできませんでした。今週平日に設計して週末に印刷したいと考えています。

2023年3月11日土曜日

モバイルバッテリの自動パワーオフキャンセラ

モバイルバッテリでArduinoやPICで作った回路を動かすと消費電流が少ないためにしばらくするとオートパワーオフしてしまう。最近のモバイルバッテリには無線イヤホンなどの充電向けに低電流モードが付いているものもあるようですが、それも2時間程度で停止してしまうようです。

手元にあるAnkerのモバイルバッテリには低電流モードがないようなので(取説がなくなってしまい不明)、Arduinoなどを動かすと2分弱で電源が切れる。また、繋ぐとすぐにオンになる。なんか不便。最近のはこんな感じなのか。電源のオンオフ位は自分でコントロールしたい。

そこで勝手に電源がオフにならないようなキャンセラを作ってみた。思いついて作ったので手持ちの部品のみ。原理は以下のような感じで、オートパワーオフになる前にちょっと多め(100mA程度)を流すことで、オフにならないようにモバイルバッテリを欺く

試しにモバイルバッテリでLEDを点灯(6mA程度)したら、110秒くらいで自動的に電源が切れた。そこでマージンをみて90秒毎にダミーの電流を一瞬だけ流す操作を手動でテストしたらうまく行ったのでPICで自動化した。
作った基板です。タイマは米粒PICのPIC10F222、スイッチは小さなFET、負荷は100Ω, 1/4Wの抵抗を2本並列で50Ω,1/2W。5Vなので100mA、電力0.5Wなのでマージンがないが一瞬なのでよしとする。一応DIPスイッチで時間を変えられるようにした。4ビットのSWだが2ビットしか使わず4通り。


久ぶりにPIC10F222のプログラムを書いたが、使えない命令があったり、スタックが2レベルしかなくてサブルーチンコールが2層までということを忘れていてちょっと苦戦。

百均で購入したUSB Type-A延長ケーブルを切って途中に入れた。ケースは3Dプリンタで印刷するつもり。

LEDを点灯してオートパワーオフ待機中の様子です。

90秒経過して、キャンセラがオンしてダミー電流を流している様子。100mAを0.5秒間流す。キャンセラ基板上のLEDと共に、モバイルバッテリの円形LEDモニタも光っていて効果があるのが分かる。

取り合えず10分程度は大丈夫だった。今夜一晩、動かしてみてちゃんと機能するか検証中。大したものではないですがうまくいったら回路図、プログラムを公開します。

2023年3月7日火曜日

スライド丸鋸のブレーキ修理、失敗?

スライド丸鋸のブレーキの効きが悪くなってきて危ないので、週末に確認してみました。


スライド丸鋸のブレーキは回生ブレーキになっていて、スイッチを切ると回転する刃がモータを発電機として回し、その電力をショートさせることで負荷を高めて止める仕組みです。電車の回生ブレーキは、発電した電力を架線に戻して有効利用できますが、スライド丸鋸の回生ブレーキは熱に変わるだけです。

モータをショートさせるのは三路スイッチです。このスイッチの接点がスパークなどで汚れるとショートさせることができずブレーキがかかりません。スイッチは分解できるようになっているので分解して接点を確認しました。

こんな感じで接点がスパーク痕で汚れています。どっちがショートさせる接点なのか確認するのを忘れました(^_^; が、両方共サンドペーパで削ってキレイにし、接点復活剤を塗布しておいた。

受ける方も汚れていますので、同様に磨いて接点復活剤を吹いておいた。

元通りに組み立てましたが、ブレーキの効きはあまり変化なし。

ググってみるとカーボンブラシを変えると直ったという情報があったので、あまりすり減っていませんでしたがアマゾンで購入し、本日交換してみました。


しかし、改善されず(T_T)  なんで?!

今週末にもう一度分解して接点を確認してみます。

2023年3月4日土曜日

工作部屋にノートパソコン設置

先日購入したリースアップのThinkpad X1 carbon が思いのほかよかったので、サブ機として使うことにしました。当初予定していた工作部屋には今までサブ機として使っていた Thinkpad E440(Windows7) 第4世代 core i3  を持っていきました。

先日購入したUSB無線LAN子機 Archer T3U Plus/A を挿したら無事にWiFiにも接続。Windows7のためかドライバを入れないとダメでしたが。Windows10のメイン機で試したときはドライバ入れなくても使えた。

E440にはUSB端子が側面の手前側にしかなくてアンテナを立てるとちょっと邪魔です。Windows7でセキュリティが心配なのでカメラにはマスキングテープを貼ってある。


無事に5GHzで繋がり、SpeedTestでの測定結果がダウンロード60Mbps,アップロード30Mbps程度で十分です。内蔵WiFiアダプタ(2.4GHz)では繋がらなかった。


ちなみにリビングでの5GHz接続時の速度は以下のようにダウンロード235Mbps, アップロード70Mbpsでかなり速い。CPUが第4世代 core i3の割には結構でる。




これで工作中にちょっと調べたいことがあってもすぐに確認できるようになりました。しかし、半田ごてで焦がしたり、工具で壊さないように気をつけねば。部品のリード線をニッパで切ったときに切りくずが、端子やキーボードに入るのも注意!ココに書いておけば多少は気を付けるか、と思い記しておく。