2023年6月8日木曜日

ニキシー管時計、長時間テストで仕様の微調整

ニキシー管時計は引き続き長時間テスト中ですが、夜間にニキシー管を消灯するスリープ時に何も表示されないので電源が切れたか壊れている様に見えた。

スリープの直前の様子。

スリープすると電源が切れたように見える。

まぁ、現実的には寝ている時間帯に消えているのでよいのだが、スリープ時にLEDだけ点灯させるモードを作ってみた。以下はスリープ時にオレンジ色で全LEDを点灯している様子。点灯させるLEDや色は指定できる。


もうひとつ、LEDを1秒毎に点滅させるモードも作ってみた。これも点滅させるLEDや色を指定できるが、以下は右端の一つだけ点滅させた。6桁全て点滅する指定もできるが、ちょっと煩いかもしれない。


設定ファイルは以下のような感じ。一番下のCOLORでSLEEP中の動作を指定している。
まだテスト中の設定なので各種設定は仮の設定。
#-----------------------------------------------------------------------
# setup file for NIXIE tube clock
#-----------------------------------------------------------------------
# If IP address is dynamically assigned, following definition are not required.
IP_ADDR      192,168,0,79
GATEWAY      192,168,0,1
SUBNET_MASK  255,255,255,0
DNS_SERVER1  8,8,8,8      # Google DNS primery server
DNS_SERVER2  8,8,4,4      # Google DNS secondary server

# WiFi access point
WIFI_SSID     my_ssid
WIFI_PASSWORD my_password

# NTP server
#NO_NTP       14:00       # unuse WiFi and ntp server
NTP_SERVER1   ntp.nict.jp
NTP_SERVER2   time.google.com
NTP_SERVER3   ntp.jst.mfeed.ad.jp

# setting for clock
NTP_ACCESS    00:00       # Daily access time to ntp server 
SLEEP         20:00-06:00 # Nixie tube and LED off time
REFRESH       30          # Refresh period (min) for anti cathode poisoning. 15, 20, 30, 60
DISP_MODE     24H         # 12H or 24H

# setting for uplight LEDs
# color:  R:Red, G:Green, B:Blue, W:White, O:Orange, V:Violet, Y:Yellow, _:Off
COLOR  BRIGHTNESS  30
COLOR  WIFI        RGBRGB # LED scan color while WiFi connecting
COLOR  DEFAULT     ROYGBV # Rainbow color
COLOR  06:00-08:00 YYYYYY
COLOR  08:00-12:00 GGGGGG
COLOR  12:00-13:00 VVVVVV
COLOR  13:00-17:00 BBBBBB
COLOR  17:00-20:00 OOOOOO
COLOR  20:00-22:00 WWWWWW
#COLOR  SLEEP       OOOOOO # Turn on all LED during sleep
COLOR  SLEEP_BLINK _____O # Blink rightest LED during sleep
#-----------------------------------------------------------------------

長時間テストでちょっとトラブルも発見。LEDを白色や黄色で表示させているときに時々別の色になる現象が起きていた。以前、セラコンを付けたことを書いた がまだノイズが乗っている模様。RGB単色では問題ないが、多色使うとPWMノイズが大きくなると推察。週末に近くの電源ラインにセラコンや電解コンを追加してみるつもり。

また、ケースにする木材はネットで注文しまた。天然もので色合いや質感が分からないため2種類選んで送料込み3千数百円。長さ指定で加工してもらうので到着まで時間がかかり、届くのは今月末あたり。それまで長時間テストを継続して動作を検証します。

2023年6月6日火曜日

久しぶりにニッパを新調

ニキシー管時計の配線を行っているとき、ニッパの切れが悪いのが気になった。使っているのは gootのYN-10 (made in ITALY)というもの。被覆付きの線材の芯線はよく切れるけどときどき被覆部分の切れが悪い。ちょっと繋がった感じになることがある。


刃先を 先日購入したデジタル顕微鏡 で見てみると、2か所(左右で4か所)欠けている。何か硬いピンなどを切ったときに欠けたのだろう。刃の下に見える舌のようなものは切った線材が飛んでいかないようにする押さえ。


という訳で、新しいものを購入しました。今回はENGINEERのNP-05というもの。とくに理由はなく、なんとなく。


made in JAPAN です。切れそうです。


新旧並べてみるとサイズはほぼ同じ。ENGINEERはグリップが角ばっていて、少し広がり過ぎ。握り具合はgootの方が良い感じ。切れ味は新品なので流石によく切れる。


gootの前は、写真右端のオレンジ色の握りのニッパを使っていた。


これはフジ矢のNo-20というもの、かなり昔に買ったので今のロゴと違っているし、この型番はすでに無い模様。これもかなり長い間使ったが、次第に切れ味が悪くなりダイヤモンドやすりで砥いでみたが満足できる切れ味には復活できず、今は樹脂を切ったりする用途に使っている。


これ以外にも電工用の大きなニッパもあるが省略。

ニッパは100均にもあるが、切れ味や耐久性を考えると少し高いもの(と言っても2,000円しない)を買った方がストレスなく切れて電子工作が楽しめると思う。あと、太い線を切る用と、細い線材用を分けるべき。

2023年6月4日日曜日

ニキシー管時計、プログラム微調整中

今朝、10時の位のニキシー管が消灯しているのにアッパーライトLEDだけ点灯しているのに気付きました。ちょっと違和感があります。

早速プログラムを書き換えて、10時の位が消灯しているときはLEDも消灯するようになりました。まだ少しゴーストがでているので、これは後ほど調整してみます。


10時になったらニキシー管もLEDも点灯します。


ニキシー管時計のプログラムは連続で一晩動かしましたが、今のところ想定通りに動いているようです。プログラム書き換えなどで電源を切っても、再び電源を入れるとすぐにntpサーバに繋いで時刻設定してくれるのはとても便利です。

アナログの電波時計は電波を受信して正しい時刻を表示するまでに結構な時間がかかりますが、ntp時計は即表示されます。

完成に近づいてきたのでケースにする木材をネットで探しています。長さ指定で購入できるところを探していますが、短い材料でも結構高いですね。小さいのに送料は大物を購入するときと同じで高くついてちょっと躊躇。まぁ最終的には買うんですが、もう少し幾つかのショップを探してみようと思います。


2023年6月3日土曜日

ニキシー管時計の長時間テストとらっきょう漬け

ニキシー管時計のプログラムはデバッグをしつつソースを書き直しています。各種設定をmicroSDのsetting.txtファイルに記述しますが、その記述エラー処理を少し書きました。エラーはLEDの色と位置(バイナリ値)で表すようにしています。

以下はカソードポイズニング対策で15分ごとにすべての数字を表示している様子。分かりにくいですが、後ろの数字から手前の順に表示しています。


一応、すべての機能が動くようになったのでダイニングに持ってきて長時間テストを始めた。テレビ台の下に置いてあり時々様子を確認。指定時刻でLEDの色が変わるか、指定時刻にntpサーバにアクセスして時刻情報を更新できるか、夜中にスリープ(NIXIE管表示をオフ)するかなど。


午前中、スーパで鳥取産のラッキョウを見かけ、もうそんな季節なのか、と買ってきました。芽と根を取ったらニンニクほどではないが指先とキッチンが臭くなった。


漬け方は、以下のサイトを参考にして、まずは2週間の塩漬けで乳酸発酵。

2週間後に本漬けの予定。

2023年6月2日金曜日

Bloggerの記事から写真が消える

台風接近と前線発達で警報級の大雨になりそうだということで早めに帰宅しました。帰路、風が強くて傘が壊れそう。

最近、以前のblog記事から画像が消える現象が起きている。1週間に2~3本くらい記事から画像が消えている。ブラウザでアクセスすると画像も画像の痕跡もまったく表示されないので、 記事の内容がおかしなことになっている。

管理者(編集者)としてログインすると、以下のように壊れた画像アイコンが表示されている。先週3本の記事を直したばかりだが、今週は2本の記事の画像が表示されないことに気付いた。



壊れた記事を編集モードで開くと以下のような感じ。画像があった場所に壊れた画像アイコンの矩形が表示されている。


なぜ?

壊れた画像に共通なのは、BlogTouch という iPhoneアプリでアップした記事の画像。BlogTouchでアップしたものがすべてダメな訳ではなく、殆どは大丈夫。とにかく、しばらく経過すると壊れていく。それも今年の3月~5月あたりの記事。

このアプリでは、画像は google drive にアップしてそのリンクを記事内に埋め込んである。このリンクがおかしくなった模様。調べたら幸いにも google driveには画像が残っていた。なお、直接画像をリンクするのではなく何か間に入っている、がよくわからない。そこがおかしくなっているようだ。

ということで、google drive から画像をダウンロードして、再度ブラウザの編集機能でアップしたら復旧できた。とても面倒。

以下、復旧できた記事一覧画面。


以下、直した記事

しばらくは、iPhoneからアップするのをやめようかと思っています。面倒だけど一旦PCに写真を取り込んでからブラウザの編集機能を使うつもり。

今回の記事では写真がなかったので、すべてPCで編集しています。

2023年5月28日日曜日

ニキシー管時計、通電テスト

午前中は庭に蔓延ってしまったドクダミの草むしり。とにかく繁殖力がすごくて小さな庭一面、ドクダミの絨毯になっていた。グランドカバーとしてヒメツルソバ(google検索)を植えてあったがほぼ駆逐されてしまった。

その後、ホームセンタでニキシー管時計のケース用の木材を探しましたが良い感じのものは見つからず、肥料だけ買ってきました。ネットで注文するかな。

満を持して午後からニキシー管時計に通電したら奇跡的に一発で動きました

工作部屋はWiFiが繋がらないのでntpサーバから時刻を取得できません。昨夜、急遽作ったmicroSDに書き込んだ時刻を反映する機能で表示しています。12:34 を設定して通電し、56秒経過した様子です。


まだプログラムを書き換えるので、ロジックボードとニキシー管ボードはジャンパ線で配線してあります。完全に一体化させるとプログラムの書き込み用端子が挿せない。書き込み端子を裏面にだせばよかったのですが、ケースへの収納等の都合でこのようになっています。

裏面はこんな感じで左下に付いているのが180Vの昇圧ボード。


若干、隣の数字がぼんやりと光ってしまうゴースト現象が起きています。ダイナミック点灯の宿命なのか以前作ったときも発生していた。隣の桁に表示を切り替えるときに少し時間をおくようにして対応しようかと考えています。

何はともあれ無事に動作してホッとしています。今週はプログラムのブラッシュアップとリファクタリングしていくのと、ネットでケース用の木材を探す予定。

2023年5月27日土曜日

ニキシー管時計、電気系の製作完了

時刻のコロン(:)表示部品を作りました。


ガラスチューブを被せた様子です。良い感じ。


全てのニキシー管を調べたら、先日の"3"がカソードポイズニングしていた のとは違うニキシー管でカソードポイズニングが起きているモノが見つかった。”0”の右下、第4象限が消えています。

高めの電圧を印加して1時間程経過後。


3時間程経過後。

6時間経過後。ここまでとしました。

ニキシー管を基板に半田付けします。治具代わりのマスキングテープの筒に差し込む。



この状態で半田付け。


ケース以外の全ての部品が出来上がりました。


明日、もう一度配線を確認してから通電してみます。

今夜、ESP32のプログラムにもう少し手を入れる予定。WiFiが無くてntpサーバから時刻を取得できない環境でも一応動くように時刻設定機能を組み込みます。時刻設定と言ってもスイッチは実装してないので、電源投入時にmicroSDに書き込まれている時刻を反映する簡易仕様。