2023年1月29日日曜日

テレビリモコンのメンテナンス

テレビリモコンの電源ボタンの調子が悪くなり、強く押さないと反応しなくなった。以前にも調子悪くなって分解したら導電ゴムが劣化していたので、アルミ箔を貼って修理したことがある個体。

先日、iPhoneのバッテリ交換時に付いてきたこじ開け治具で開ける。

以前貼ったアルミ箔がズレていた。

新しいアルミ箔テープを4mm角くらいに切って貼り直す。

ちょっとズレたけどよしとする。

分解ついでに接点側の基板と他のボタンの導電ゴムをエタノールで掃除しておいた。

ボタンのゴムの間やボタンの穴も掃除して組み立てたら完了。

電源ボタンを軽く押すだけで反応するようになり、いい感じです。

最近は地上波やBSなどのテレビ放送は殆ど見なくなったが、Netflixやamazon prime videoを見るときにリモコンを使うことがある。amazon fireTVのリモコンでも間に合うが、ついテレビのリモコンで操作してしまう。



2023年1月28日土曜日

無線LAN接続改善にUSB WiFi子機を導入してみた

以前から工作部屋で無線LANが繋がりにくくて困っていた。パソコンだけでなくiPhoneも繋がらない。先日来、ペンプロッタを工作部屋で動かすためにソフトのダウンロードや色々と調べたりするのに繋がらなくて、リビングに戻って作業したりしていた。全く繋がらない訳ではないが、繋がってもすぐに切れる。

そこで、でかいアンテナがPCの外にでるUSBタイプの無線LANアダプタを試してみることにした。中継器は懲りたので使わないことを家訓としています。

ハイパワーと謳っています。意外と高い。アマゾンでは技適がとれていないらしい怪しい中華製品が安く売られていたが、信頼性が一番なのでちゃんとしたtp-link品を購入。


こんな感じでノートPCのUSBポートに挿したらドライバなどは入れなくてもすんなり繋がった。入れた方がいいのかな?


WiFi Analyzerで信号強度を調べてみるとこんな感じ。弱々しいけど今のところ安定して繋がっています。


SPEED TESTでインターネットのダウンロード・アップロード速度を調べてみると、早くはないがまぁ十分。


ちなみにリビングではこんな感じで信号強度、速度共に十分です。




しかし、ノートPCの内蔵WiFiだとダウンロードで500Mbps位の速度がでる。USBがボトルネックなのかな。

とにかく工作部屋でWiFiが安定して繋がるようになってよかった。

2023年1月27日金曜日

元々の電力使用量が少なくて節電チャレンジには程遠い

大寒波到来で節電チャレンジのメールが届くようになりました。以前、節電チャレンジエントリで2,000ポイント で登録した節電への協力要請です。

付与されるポイントというのが 5pt/kWh です。そしてこれまではチャレンジ時間が1時間とか短かった。昨日は夕方1時間で、今日は夕方3時間のチャレンジウィンドウがあるが、この時間内に1kWh節電しないとポイントは付かない、と思ったら1kWhに満たなくても0.4ptとか僅かに付いていた。1ポイント1円計算なので0.4円分。スズメの涙?(T_T)

そこで、平時がどうなのか昨日の我が家の電気使用量を確認したら以下のような感じ。スマートメータになったので30分ごとの電力量が東電のページで見られる。

朝はオーブントースタや電子レンジが動くので多めだが、それでも朝6:30~7:00の30分がピークで0.5kWh、1時間で1kWh使用したことはなかった。

節電要請のある夕方から夜は照明くらいしか使わないので、30分あたり0.1~0.2kWh位しか使ってない。多くて0.4kWh。3時間でも1kWhに満たないので、節電に協力して殆ど使わないとしても節電ポイントは僅かしか付かない。

おそらく終了時にはエントリ時の2,000ポイント+スズメの涙だけになりそう。

我が家はメインの暖房器具がガスファンヒータなので今月のガス代が気がかりです。

2023年1月24日火曜日

キルギスタンからの荷物、他

前にもあったような気がしますがアリエクで買った商品がキルギスタンから届いた。キルギスタン、今はキルギス共和国が正式名称。どこだか地図で確認してしまった。


バーコードの末尾がKGです。

中身はリチウム電池の充放電制御モジュール。充電端子がUSB Type-Cのものが欲しくて注文。5個で350円位(送料込み)。

もうひとつ、チャイナポストで届いた2,500mAhのリチウム電池。充放電モジュールと同時に注文したけど、キルギスタンと中国から別々に発送したものが同日に届くのがすごい。4個で2,000円ほど(送料込み)。1個500円で上の充放電モジュールと合わせて1セット570円なので気軽に使える。


容量が正しいかは不明だけど、大きさ的には妥当な感じ。信頼性も心配ですが、一応モジュールの端に安全回路的な基板は付いている。

リチウム電池は容量が少なければ航空便で大丈夫なのかな? もしかして船便? 封筒からでは判断できませんでした。一応、しっかりエアキャップで巻かれていました。

もうひとつ、こちらはアマゾンで購入したmicroSDの並行輸入品。デジカメの動画撮影用に購入しました。安くなりましたね。もっと安価なものがあったけど知らないブランドだったので信頼できそうなKIOXIA(旧東芝)にしました。


2023年1月21日土曜日

ペンプロッタ(その7、Gコード出力・プロット方法)

ペンプロッタの描画速度調整やペンアップダウンのwait時間調整などでそれなりに使えるようになりました。Gコード出力方法などを備忘録としてまとめておきます。

ペンの動きを見ていると文字の筆順が面白いというか期待と結構違う。KST32Bは元々プロッタ用ではないのでペンの移動に無駄な動きが多い。これはInkscapeでの図形の描画にも言えて、図を描画するとペンがあっちへ行ったり戻ったりしている。移動を最小化するような最適化ができそう。動画を撮ったので近々公開します。


ダイソーの500円電子メモパッド


フリーのドロウイングソフトInkscapeからGコードを出力する方法について備忘録として記録。Inkscapeでの日本語のKST32Bへの変換方法はこちら参照

Gコード出力には、Inkscapeの拡張機能(プラグイン) J-Tech-Photonics-Laser-Tool を利用する。インストール・セットアップ方法は後述。

1. J-Tech-Photonics-Laser-Tool を起動する

エクステンションメニューからGenerate Laser Gcode > J-Tech-Photonics-Laser-Tool を起動する。
 
なお、Inkscapeで描画したオブジェクトのうち、パス(ストローク)に変換済みのもののみGコード出力対象となるので、変換前のオブジェクトを残しておいて大丈夫。

2. ダイアログのタブを順に設定

一つ目のタブはペンの移動速度と描画速度、Gコード出力ファイル名などを指定。色々試した結果、移動速度3,000、描画速度2,500位が速度とキレイさの妥協点。キレイに描きたいときはもっとゆっくりにすればよい。
 
2つ目のタブでペンアップ(penup)、ペンダウン(pendown 20)の疑似命令を指定。この疑似命令はGコード出力後に変換する(後述)。これは、ペンアップ/ダウン後に少し待ち時間を設けないとペンが上げ下げ完了する前に次の移動が始まってしまい、描画の最初と最後がキレイにならないため。 
 
3つ目のタブでは、描画終了時に原点に戻るところにチェックを入れる。 
    
4つ目のタブは、用紙の原点と用紙サイズを指定。

全て設定したら、「適用」でGコードが出力される。

3. Gコードを変換

ペンアップ、ダウンの疑似命令をGコードに変換する。変換スクリプトを書いて下記のような変換を行った。ペンアップダウン命令後の待ち時間は0.1(秒)程度。0.2でもキレイさはそれほど変わらなかった。
テキストエディタでも変換できるが、毎回行うのは面倒なのでPythonで書いたスクリプトにドラッグ&ドロップで変換。

4. Gコードをペンプロッタに送り込む

フリーの Universal Gcode Sender を使って上記で変換したGコードを確認し、プロッタに送り込む。 

Gコードを開くとペンの移動・描画パスが表示されるので確認できる。
 
ペンプロッタと接続(接続しているポート番号を確認要)し、送出するとプロッタが動き出す。ペンのマニュアル移動や原点指定などができる。 

J-Tech-Photonics-Laser-Toolインストール方法

これが正しい方法か分かりませんが、以下でできた。

1. InkscapeにJ-Tech-Photonics-Laser-Toolをインストール
     (1) 以下の「code▽」からzipをダウンロード

     (2) zipを展開し、Inkscapeフォルダにプラグインをコピー
          展開フォルダ内のlaser.inx, laser.py を Inkscapeインストールフォルダの
          extensionsフォルダ(下記)にコピーする。

          C:\Program Files\Inkscape\share\inkscape\extensions 

2. 上記を利用するには svg-to-gcodeパッケージが必要なので、Inkscapeのpython環境に svg-to-gcodeをインストール

     (1) まずpython環境にpipをインストールするためのツール(下記)をダウンロード

     (2) Inkscapeのpython環境にpipをインストール
        コマンドプロンプト(管理者として実行)で実行

        C:\Program Files\Inkscape\bin\python.exe  get-pip.py  … 上記でダウンロードしたget-pip.pyを指定

     (3) pipでsvg-to-gcodeパッケージをインストール
        コマンドプロンプト(管理者として実行)で実行

        C:\Program Files\Inkscape\bin\python.exe  -m pip  install svg-to-gcode 

以上

2023年1月18日水曜日

M1 MacBook Pro/Maxに乗り換え

昨日、新MacBook Pro登場 「M2 Pro/Max」搭載、メモリは最大96GBに(ITmediaNews) というニュースが流れました。昨年秋にでるという噂だったものが何らかの理由で遅れていたものです。

しかしなんと発表日当日の昨日、普段職場で使っているMacBookを突然一世代前になってしまった M1 Pro/Max に乗り換える作業を行っていました。エ~と声がでた。トホホです。

1年前に M1 MacBook Pro 16GBに乗り換えた のですが、最近メモリが足りないとつぶやいていたら M1 Pro/Max 64GBメモリ が支給された。まもなく年度末ですからね。もう少し早く発表・発売してくれていたら、M2 Pro/Max になったのに……

移行作業は以前 WiFi や Thunderboltケーブル直結でうまく行かなかったので、外付けストレージで移行です。旧M1 Proのデータをバックアップ機能のtime machineでバックアップして、新M1 Pro/Maxに移行アシスタントで移しました。

データが800GB位ありファイル数も膨大でHDDでは時間がかかるので外付けSSD 4TBを使用。SSDでも移行に3時間くらいかかった。バックアップは夜中に動かしたので時間が分からないけど結構かかったと想像。


移行後にアプリやPython環境などを最新バージョンにして動作を確認して1日作業でした。もし動かなくなったら移行ツールで戻せるこのタイミングで実施。

今後もファイルが増える見込みなので今回のMacのストレージは4TBとたっぷり。これに合わせてバックアップ用外付けSSDも4TBにした次第。

しかしメモリは64GBでも不足気味。今までの16GBのMacでは動かせなかった重い処理(当面の最大データ規模)を流したら、アクティビティモニタのメモリ状況が以下のようになりました。メモリプレッシャーが黄色の注意です。圧縮使用量が36GB。

アプリのメモリ使用量はピークで100GBを越えていました。でも何とか完走できたのでよかった。

アプリは多少のメモリ削減余地はありますが劇的には難しそう。新型 M2 Pro/Max の96GBが欲しかった。CPUがM1 ProからM1 Maxになったので処理は少し速くなった気はするけど。う~ん、本当にタイミングが悪い。

今まで使っていた M1 Pro はとりあえず自宅用にキープ。最近在宅勤務はほぼないけど、夜中や休日などに確かめたいことがあったときに使う予定。

2023年1月16日月曜日

ダイソーの電子メモパッド

昨日、ダイソーに行った際に電子メモパッドを見つけたので買ってみた。電子メモパッドは 以前仕事で使うために購入 したことがある。B5サイズで千円ちょっとだった。今回は8.5インチという小振りで500円。しかし、ダイソーでこんなものまで売っていることに驚き。


安いけど消去ロックスイッチも付いていて、高いものと比べて機能的には遜色ない。

アマゾンでも色々売っている。一番左のものがダイソーのものと同じように見えるが6.5インチとなっていますね。

なぜ買ったかというと、ペンプロッタ で書いてみたかったから。付属のペンをプロッタに取り付けて書いてみました。

こんな感じです。文字サイズは16pt。描画速度を調整したこともありますが、紙に書くよりキレイに書けている。

文字の線がちょっと太いか。細いタッチペンなら改善できるかも。

電気的に消去できるので、plotclock に使えそう。下記は"plotclock"での画像検索結果。plotclockはフェルトの字消しで消すのが一般的で、消す動作も面白くてよいが。


サーボモータではなく、ステッピングモータで作るともう少し精度よく描けるか? そのうち作ってみるかも。

2023年1月15日日曜日

ペンプロッタ(その6、描画速度などの調整)

ダイソー柔らかい下敷きを買ってきました。ソフトとハード両面が使えるというものです。


固いプラスティックの板にビニールのカバーがかかるようになっていて、ビニール面がソフトということのようです。

ソフト面の上に紙を置いて描画速度を調整しましたが、なかなかうまく行きません。


以前から気になっていましたが、ペンの上げ下げが完了する前にペンが移動しているようです。Gコード出力にレーザ加工用のプラグインを使っており、レーザでは瞬時にオンオフできるので問題ないのでしょうが、ペンはサーボモータで動かしているので、命令を送っても上げ下げが完了するまでにしばらく時間がかかるのが原因と推定。

Gコード出力のプラグインの設定をよく見たら「移動前の待機時間」という項目がありました。これを使えばペンの上げ下げが完了するまで待機して、移動が始まるかと期待しました。

しかし、うまく行きません。
生成されたGコードを見ると以下のようになっていて、待機時間命令(G4 P0.1)がでてからペンアップ命令(M5)がでているだけです。ペンアップやペンダウン命令後に待機命令を出して欲しかった。

ということで、テキストエディタの文字列一括変更機能を使って、ペンアップ後とペンダウン後に待機命令を出すようにGコードを書き換えてみました。

その結果が以下です。待機時間や描画速度、移動速度を変えてみました。まだ調整が必要そうですが、かなり改善されました。

毎回テキストエディタで書き換えるのは面倒だし間違える元なので、自動で書き換えるスクリプトを用意するか、Gコード生成のプラグインを書き替えることを検討しています。プラグインはPythonで書かれているので、もしかしたら書き換えられるかも。

ダイソーでドロウイングペンというものも買ってきました。少し試しましたが、0.5mmでは書いた文字の線が太くなるのと若干滲むので、文字サイズ16pt相当ではダメなようです。もっと細いドロウイングペンもあったので、そちらの方がよかったかも。

もう少し試行錯誤してみようと思っています。ペンプロッタ、まだしばらく楽しめそうです。

2023年1月14日土曜日

ペンプロッタ(その5、日本語ストローク文字描画)

先日作ったKST32B.svgフォント を使って実際にペンプロッタで日本語をプロットしてみました。

まずは、ドロウイングソフト Inkscape に文字と画像を貼り付けて、それぞれストロークデータに変換します。日本語のストローク変換に KST32B.svg を使います。画像はInkscapeの「ビットマップのトレース」機能で変換できます。

ストロークに変換したら、Inkspaceの拡張機能(プラグイン)の J-Tech-Photonics-Laser-Tool を使ってGコードを出力。このプラグインは元々レーザ加工用ですが、レーザのオンオフ制御をペンのダウン/アップにごまかして使います。
詳しい使い方は、後日まとめる予定。→まとめた

出来上がったGコードは、Universal Gcode Sender というプログラムでプロッタに送り込みます。このプログラムの使い方も後日アップ予定。→アップした
Gコードを開くと、ペンの移動と描画の軌跡が画面で事前確認できます。さらにプロット中にどこまでプロットしたかも確認できる。


油性ボールペン(モノグラフライト 0.5mm)でプロットしている様子です。当初ペンは斜めになっていましたが、今回は垂直に変更しました。



まだペンの移動速度、上げ下げのタイミング調整ができてなくてあまりキレイに描画できていません。また、プロット時間がかかる。とくに絵。

拡大するとこんな感じ。ボールペンのためか書き始めや、短くて点のようになる線がうまく描画できていません。「が」 の濁点とか顕著。サインペンなら大丈夫か? サインペンならペンを斜めにしないとペン先がすぐにダメになりそうだが。

ペンと描画速度を変えてみた様子。上が0.5mmのシャープペンシル、下がボールペン。

現状は机の上にそのまま紙を置いているが、ボールペン用の下敷きを敷いたら、また違う感じになるのかとも思う。

最後に複写式の伝票にプロットしてみた。Inkscapeの用紙サイズを伝票サイズにして、スキャンした伝票画像を貼りつけてサイズを合わせ、住所などの文字を描画位置を合わせて入力した。

ボールペンで描画した1枚目。

以下は複写された3枚目です(2枚目は複写紙ではなかった)。筆圧は十分でしっかりとすべての伝票にプロットされていました。

明日にでもダイソーでボールペン用下敷きや違うペンなどを探してみようかと思っています。描画に最適な速度のチューニングもしたい。