2022年11月26日土曜日

壊れた人感センサ付きLED電球をニコイチ

先週壊れて分解した人感センサ付きLED電球 ですが、なんと 2年半前に壊れた電球 も捨ててなくて残っていました。電球の捨て方を調べようと納戸の隅に置いたものがそのままでした。ということで、これも分解して壊れたLEDチップを付け替えてみることに。

まずは先週壊れたLED電球基板からヒートガンを使って生きているLEDを取り外しました。アルミ基板なので基板全体が熱くならないと外れない。

次に2年半前に壊れた電球基板から不良LEDも取り外しました。こちらは並列の2個が壊れていたのでこちらの基板を再利用することにした次第。上で外した正常な2個が外す時に熱で壊れなかったかと、極性の確認のために点灯させてみています。

基板をヒートガンで熱くしてから、少しランドに半田を融かしてLEDをピンセットで挟みながら載せて、上から押さえつけました。なんとか移植完了。

うまく半田付けできたようで無事に点灯しました。人感センサ回路も生きていて、離れてしばらくすると消灯し、近付くと点灯します。明るさセンサのCDSには黒い熱収縮チューブを被せて暗くしてあります。カメラの絞りが効いて暗く写っていますが直視できない明るさです。

20V位で十分に明るくなりました。内蔵されていた電源モジュールは42V出ていますが、そんなに高い電圧をかけて大丈夫かな? もしかして電源モジュールの不具合で壊れた?

電源モジュールです。左側からAC100Vが入ってダイオードブリッジで整流してデカいコンデンサで平滑化、それをICで発振してトランスへ。トランスの出力をダイオードで半波整流してコンデンサで平滑化して42Vが出ていました。

入力側と出力側はトランスでアイソレートされています。単純な回路なので電圧が設計値から変わるようには思えない。2年半前のものと今回のもの、両方とも42V位だったので壊れたわけではないと思うが。

人感センサの載っているドライバ基板に定電流回路が入っているようなので、電圧が高くても大丈夫なのかもしれない。でも定電流回路が壊れて定格以上の電流が流れた可能性も捨てきれない。怖くてまだ電源モジュールは繋いでないです。

使ったヒートガンは2年前に購入した下記です。今なら Black Friday Sale で、プライム限定 2,080円のようです。


--22.11.27追記
ドライバ基板の回路を追ってみましたが、LEDの定電流回路は入っていませんでした。トランジスタ2個のダーリントン接続で人感センサICの出力でオンオフのコントロールをしていただけ。

また、安定化電源に繋いで徐々に電圧・電流を上げていくと10W以上にもなり、ものすごく明るくなりました。壊れそうなのですぐにやめましたが発熱がすごい。電球は5W程度なのでこんなに流れないはず。

電源モジュールがそんなに電流を取り出せなくて、そこで電流制限がかかる設計なのかもしれない。

2022年11月19日土曜日

人感センサ付きLED電球を分解

玄関につけてある人感センサ付LED電球が切れました。過去のブログ記事を探ってみたら、2020年3月に センサLED電球の交換 を行っている。この記事の2年前(2018年)に2個セットで買ったもののひとつが2020年3月に切れて、もうひとつが今回2022年11月に切れたので今回は4年半くらいはもったのかな。当たり外れがありますね。

前回交換時の2020年3月にも2個セットで買っていたので、残りを使って交換は完了。しかし、そのストックしてあった電球を探すのに苦労。ノーブランドで真っ白な箱だったので探したときに見落としてしまい、あまりに見つからないので諦めてアマゾンで買おうかと思ったが、最後にもう一度探したら見つかった。



今回は分解してみました。乳白色のドームと銀色をボディの隙間に切り込みを入れてスクレイパを差し込んで無理やりこじったら外れました。


人感センサが載っている基板の裏側には結構部品が載っています。安いのでもっとシンプルに1チップ化してあるのかと思っていました。明るさを検知するCDSの取り付け方が趣味の電子工作のようです。


どの部品も見た目には焼損したり焦げたりしていませんでした。

当初、高圧がかかる電源が壊れたのか思い、電源モジュールに100Vをかけて出力電圧を見てみたら42V程度が出ています。正しいのか分かりませんが。


LEDは全部で14個、2個並列が7セット直列になっていてました。マジックで×を書いた3つのLEDが壊れていた。写真で白く光っているLEDは壊れていないもの。

光っているLEDの左2つは並列の両方が壊れていました。おそらく始めに片側が壊れたため、他方に電流が流れ過ぎて壊れてしまい、全体の回路が切れたので点灯しなくなったと思う。


その隣には並列の片側のみ壊れたLEDがあった。この状態で点灯している方の負荷が高まったはず。上記の2個が壊れなければココが壊れた。


壊れた原因は発熱でしょうね。アルミ基板はとても薄くてぺらぺらだったし、電球のボディも金属ではなく樹脂だったので放熱が間に合わなかったのではないかと推測。

壊れたLEDをバイパスして流れる電流を抑えればまだ使えますね。しないけど。また、電源モジュールや人感センサ、CDSなどは部品として使えると思う。

2022年11月16日水曜日

小型作業灯COBライトを試してみた

COBライトという小型の作業灯を買ってみました。COBはChip On Boardの略で面発光するLEDが基板に載っているという意味。小さいものがCOBという訳ではない。amazonなどでも売っていますが値段はピンキリ。今回はアリエクで安いものを購入。2個で700円ちょっと(送料込み)で、ツバルポスト 経由で1か月ほどかかって到着しました。


サイトには明るさ違いで何種類かありましたが一番安い500lmを選択。バッテリ容量は500mAhと書かれていましたが、箱には明るさもバッテリ容量もとくに記載なし。本当かどうか不明。



裏側にはマグネットが付いていて、冷蔵庫、ホワイトボード、クルマなどに貼りつけられます。充電がUSB Type-Cなのがよいです。


明るさ2段階と点滅が切り替えられます。下記は明るいモード。直視できない明るさです。


明るいモードで真っ暗な部屋を照らすとこんな感じ。部屋がかなり明るくなります。


サイトの説明では点灯時間90分となっていたので、試しに満充電して明るいモードで点灯しっぱなしにしてみました。

点灯後5分位は最初の明るさを維持できていましたが、徐々に暗くなっていき1時間15分後には点灯していることが分かる程度の明るさに、、、 足元を照らすこともできません。


確かに説明にあった1時間30分は点灯していましたが、作業灯として使えるのは30分くらいです。安いのでバッテリ容量が500mAhもないのではないかと思う。ちなみに一旦電源を切って、一晩休ませたら再び明るく点灯しました。すぐ暗くなったけど。高いものはもっと長持ちするのかは分かりません。

バッテリ容量は怪しいが、COB-LED、充放電管理モジュール、Li電池、ケース、USB Type-Cケーブルが付いて売価350円程度で作れるのはすごいな。原価は百円程度?

2022年11月13日日曜日

DIYで珪藻土壁を塗る

#iPhone側で操作をミスって記事が消えてしまったので書き直しました。

今年のGWに壁に珪藻土を塗った (その1その2)際に余った下塗りシーラと珪藻土を使って、タンスの裏側になる壁を塗ってみました。タンスが大きくて動かすのが億劫で前回は諦めました。

しかし、余らせた材料を廃棄するのも何なので、重い腰を上げてタンスを動かしてみました。余った分はそれほど多くないので完全にタンスの裏になる面は元の壁のままにして、天井近くと写真右端の壁のみ。

先週の土日にシーラを2回塗った時の様子です。手前のビニールがかかっている壁が元の壁をそのままにするところ。

昨日、珪藻土塗り。量が間に合うか心配だったので始めはできるだけ薄く塗って、後半で残り具合を見ながら調整です。


珪藻土を塗った直後、まだマスキングテープを剥がしていません。完全に乾くと境目が剥がせなくなるので、その前に除去。タンスの裏になるので、除湿器と扇風機を約24H回して乾燥させました。


本日、珪藻土が乾いた様子です。このあとタンスを戻して作業完了です。

タンスは洋箪笥2棹で背が高く幅があるので、天井は20cm位、右端のふすまの手前は10cm位しか空きません。ほぼ完全に覆われます。

始めるまでは気が重かったのですが、始めてみたらそれほど時間もかからず(乾燥時間はかかったけど)、タンスの裏側と上の大掃除ができてよかったです。ホコリがすごかった。

2022年11月11日金曜日

秋晴れで気持ちの良い日、近場を散策

急ぎの仕事も終わり、天気も良さそうだったので年次休暇の消化を兼ねて近場の散策に出かけました。先月、金沢を散策した 余韻がまだ残っていたので昔の街並みが残っている川越です。金沢に引き続き天気がよくて最高です。


川越はその昔、下道で帰省したときにカーナビの指示通りに進んでいたらなぜか昔の街並みのメインストリートを通過することになって大渋滞にハマった苦い思い出があります。街を歩くのは初めて。

平日なら空いているかと思っていましたが、結構な人手でした。週末はもっと凄いのでしょうね。


さつまいもソフトや芋けんぴなどを食べ歩き、秋晴れの休日でリフレッシュ。


メイン通りから少し離れたいくつかのメジャな神社や川越城本丸跡などにも足を運び、よく歩いて帰宅したら丁度2万歩でした。心地よい疲れです。

明日はDIYの予定で、しばらく工作できません。

2022年11月6日日曜日

ガーデン用バリカンの刃を砥ぐ

実家の庭の手入れのために持って帰ったバリカン、正式名称はポールバリカンというらしい。写真の本体に取っ手がついて立ったままで使えます。型番はPAB-1620。雑草の茎は切れるが芝が全然刈れない。芝の葉は薄くて細いので歯の隙間から逃げてしまうようだ。10年近く前に買って一度も刃を砥いだことがなく、刃先がボロボロなのが原因。

調べたら替え刃も売られていましたが4,000円近くするので、まずは自分で砥いでみることにしました。ちなみに買ったときはリョウビでしたが今は京セラになっていた。いつの間にか事業譲渡されていたようです。でも替え刃を継続して売っているのはありがたい。



歯を分解しました。切れなくなった刃の様子です。刃先が凹んだり丸くなっていてこれでは薄い芝は切れないのも頷ける。小石や園芸用の支柱などを噛んでしまったことが原因だと思う。我が家では主に雑草を刈るのに使っていたのでこれでもなんとかなっていた。

凹んでしまったところまで砥いだ結果、刃先が痩せました。あと数回砥いだら限界かな。そのときは大人しく買い替えですね。本体が先に壊れるかも。

砥いでいる様子を動画にしてみました。当初、ダイソーのダイヤモンドやすりで砥いでみましたが埒が明かなかったのでサンダーで砥いでいます。最後にティッシュを切ってみて切れ味を確認です。



まずまず切れるようになりましたが、次に実家の芝を刈るのは来年初夏あたりでしょうか。どんなものかの確認はそのときまでお預けです。

2022年11月4日金曜日

実家2階の窓に換気扇設置

年次休暇の消化を兼ねて4連休にして、9月に作った 窓に取り付ける換気扇 の取り付けと庭の除草のために帰省しました。高齢で2階には滅多に上がらなくなり、今夏に2階がカビっぽくなったのでその対策です。

換気扇を付ける2階の洗面台の窓です。外が明るくて逆光です。

外したサッシ。四隅にあるビスを外してフレームを分解します。意外と簡単に分解できました。

ガラスにはまっていたパッキンを外して再利用します。換気扇フードを取り付けたアルミ板の周囲に取り付けた様子。アルミ板はガラスと同じ2mm厚。

アルミサッシフレームを組み直したところを室内側から見た様子。空洞に換気扇を埋め込みます。

窓枠に取り付けてほぼ完成。

換気扇を嵌め込みました。インターバルタイマ で定期的に動くようになっています。

紐は引っ張った状態なのでシャッタは開いたまま。換気扇が動いてなくても多少の換気にはなる。雨水が入るのが心配だが屋根の庇もあるしフードがあるのでまず大丈夫だと思う。フィルタがあるので虫も入ってこないはず。

外から撮った写真です。拡大・トリミングしたので画質が悪いです。

これで2階の湿気がどうなるか? これから冬場なのであまり効果は分からないかも。来年の梅雨時に期待です。