2021年4月14日水曜日

久しぶりに関数電卓を買ったら浦島太郎

長らく使っていた関数電卓が行方不明になって久しい。iPhoneの電卓アプリで凌いでいましたが、タッチが効かなくなる問題 のため、まともに使えなくなってきました。

アマゾンで調べたら使い慣れた(とこの時は思っていた)カシオの関数電卓がなんと1,700円でした。安くなったものです。個人的に必須要件だったHEX,DEC,BINが扱えることを確認して、ポチってみました。


やや大き目ですが、このくらいの方が使いやすそうです。

ケースというか蓋というのか、内側に覚えられそうにない操作説明や科学定数の番号が記載されています。QRコードで詳しい取説に飛べる様です。

早速使ってみてびっくりしたのが、割り算の答えが分数で表示されます。2行表示の上が入力、下が結果です。エ~ッとなって色々試しても分数表示。取説をみたら分数と少数表示を切り替える S⇔D というキーがありました。なお、SETUPでデフォルトを少数表示にすることもできました。

少数表示にした結果。こんなに桁数いらないw

次に困惑したのは、logとかsinとかの関数を使うとき、今までの電卓では数字を押してからlogボタン、sinボタンを押していましたが、これが違いました。先に数字を押してlogボタンを押すと以下のようになってしまいます。数式通りの順番でボタンを押すようです。

数式通りにボタンを押して、最後に = を押さないと結果がでません。昔の電卓だと1000, log と押しただけで3がでたと思う。

1/x ボタンが x^-1 ボタンになっていました。これも = を押すまで答えがでません。

円周率は、πキーを押して = すると、πと表示されます。

でもネイピア数 e は、eを押して = すると、数値で表示される。何故?

また、πを数値で入力して(昔、πを30桁位までは覚えた)、= すると π と表示された。計算結果がたまたま円周率と一緒になるとπになるの? πとは意味が違うかもしれない(そんなことはまず無いけど)のに。

必須要件だったHEX,DEC,BINです。OCTもありますが使わない(昔、DECのPDP8で少しだけ使ったことがある)。進数モードを切り替えてから使います。これも数値を入力後に = を押さないと反映されませんが、反映後はHEX,BINキーを押すと即座に表示が切り替わります。これは便利。



指数入力時の指数表示と、結果の指数表示の書式が違っていて違和感があります。入力時の指数23は仮数部と同じ大きさでこれで合っているのか不安になった。結果表示はちゃんと指数っぽく上付きの小さい文字で表示される。なんでこうなの? x^y のときは y は小さく表示されるのに。

メモリがA~F,X,Yとありますが、格納するのにshiftキーを押して、storeキー、メモリキーを押す必要があって面倒。メモリ格納と呼び出しキーが共通なので格納にshiftが必要なのですが、格納と呼び出しは別々のキーになっているとよかった。普通の人はメモリをあまり使わないのかな?

全体的には操作の慣れの問題かと思うけど、数式通りに入力するのと、いちいち = キーを押さなければいけないのがネックですね。

まぁ1,700円でこれだけの機能、394関数?が含まれているのは大したものです。個人的には四則演算の他、√、log,sin,cos,tan,べき乗,指数,HEX,OCT,BIN,メモリ位しか使わないけど。これ以上難しいことはExcelか、python使います。

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