2021年9月5日日曜日

刈り込み鋏の手入れ

涼しくなってきたので庭木の剪定をしようかと、刈り込み鋏の手入れをすることに。2丁ありますが、どちらも刃先を研いだことがなく、刃こぼれはあるし、切れ味が悪くなっています。また樹液がこびり付いて刃先同士が摺りあわず浮いている感じもあります。


アマゾンで小ぶりの砥石を購入しました。鎌を研ぐ砥石のようです。600円程度と安価です。

目の荒い150番と、細かい800番が張り合わせてあり、荒砥ぎと中研ぎができます。


一方の刈り込み鋏は分解できたので、バラしてみました。刃こぼれが酷いですすね。

樹液のこびり付きをパーツクリーナで落とそうとしましたが、硬化していて中々落ちません。厚みのあるところはクリーナを吹いて、スクレイパで削り落としました。

砥石に十分に水を吸わせて、樹液も削り落とす感じで荒砥ぎしてみたところです。刃こぼれは砥石だけで修正するのは無理でした。

なお裏側は細かい目で樹液を削り落とす程度です。裏側を下手に研ぐと刃の擦り合わせが上手く行かなくなる恐れがあるようです。

刃こぼれを修正するためにグラインダを出してきました。削り過ぎないように刃全体を少しずつ削ります。

こんな感じで刃こぼれが消えました。この後、砥石で荒砥ぎ、中研ぎして完了です。

もう一丁は分解できなかったので少し手間でしたが、刃こぼれが無かったのでグラインダ作業が不要だったのでよかったです。水気をよく拭いてミシン油でサビ止めしました。

切れ具合を確認するためにティッシュペーパを切ってみたら、キレイに切れたのでOKでしょう。

砥石はこんなに削れて減ってしまいました。円弧に削れているのは研ぎ方が悪いのかも。色が変わっているのは、水分を含んでいるから。

次の週末、雨でなく暑くならなかったら剪定作業を行うつもりですが、土曜の午後は仕事が入っていた。

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