2020年9月12日土曜日

オーブントースタの温度制御(続き)

久しぶりに涼しい休日になりましたが雨なので屋外作業ができません。夏休みのToDoリストの屋外作業がまだ終わらないのです。週末、2日晴れてくれればよいのですが、ままなりません。

温度コントローラの 熱電対の温度追従が遅くて苦戦 したので新たに注文していた熱電対が届きました。2つのショップに別々に注文して、無事に両方届きました。ひとつは台湾から、もうひとつは大陸からで4日程の時間差でした。値段が送料込みで53円と59円と破格です。ハガキの郵便料金より安い。
端子が平らだったのでMAX6675モジュールにプラグの端子を無理矢理取り付けます。最終的にはプラグのプラスチックを分解してきちんとネジ止めします。

温度コントローラ全景です。モバイルバッテリで動作させてます。右端の大きなヒートシンクに載っているのが40AのSSRで、オーブントースタへの給電をオンオフします。

熱電対の先端はトースタ上下にあるヒータの中間くらいにしました。トースタは空の状態で無負荷です。空焚きはよろしくないかも。

温度設定を250℃にして試していますが、オーブントースタ内蔵の過熱防止サーモスタットが動作してしまい、そこまで上がりません。最初は約240℃でオフになり、再びオンになるのは約150℃です。その間約2分、温度が再び上昇して次は約225℃でオフになりました。サーモスタットのある場所が温まっていたからだと思います。その後は、10分の設定時間を過ぎてしまったので温度はなだらかに下がっていきます。
サーモスタットが効かないように最大220℃位までの範囲で制御した方がよさそうです。一度サーモスタットが動作すると150℃に下がるまで復帰しないので、全く温度制御できなくなります。

次に150℃と200℃の設定で動かしてみました。制御は単純オンオフで、設定温度未満ならオンで、設定温度に達したらオフにしています。
150℃を越えたらオフになっていますが、少しオーバシュートが出ています。さらに200℃に向かう時間が早いように見えていますが、最初の150℃に達するまでの斜めのラインも3分に含んでいるためです。この辺り要調整です。200℃を越えたらオフになりましたが若干オーバシュートです。

内部に食材を入れたらもう少し温度上昇が緩やかになるかもしれません。今は設定温度への上昇/下降の傾斜線を入れていますが、実態はこれに合うか微妙なのと、設定時間に温度上昇分を含むか否かを考えるのが面倒になってきました。

設定は斜め線を無くして矩形でもよいかと思い始めています。とりあえず、オーブントースタの特性が分かったので、どんな仕様にするか考えます。余り凝っても思うようには動かなそうなのでほどほどに。

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