古都アユタヤはバンコクから北に7~80kmで特急で1時間位。列車の他に10人乗り位の乗り合いバスや、ツアーバスなどもでているが、列車に乗りたくて選んだ。
ただ、北への長距離列車の発着駅であるクルンテープ・アピワット中央駅がバンコクの中心街から離れてて、ホテルから駅まで1時間位かかる。地下鉄駅から改札ゲートも遠いので余裕をみて早めにホテルをでた。駅までの途中で見かけた激しい電線。よくこんがらがらないな。
なお、今回チケットは特急の冷房付き車両の指定席を日本から予約しておいた。冷房無しもある。安い。アユタヤまでだと近距離過ぎて予約できなかったので、結構先の方の駅まで購入した。多少余分に費用がかかるが当日取れなかったら困るので仕方ない。
写真は駅の待合の様子ですが、ず~っと向こうの消失点が地下鉄MRTのバンスー駅(Bang Sue)の出口。そこから歩いてここまできた。この巨大な空間が冷房で冷やされていて、電気代は如何ほどか?と気になった。待合の周りには売店やコーヒーショップもあるので列車内でつまむおやつを購入。改札ゲートは発車時刻の20分前になると開いてホームに出られる。
予約時に受け取ったQRコード付きのPDFを印刷して持参し、改札で駅員の持っているスマホでスキャンされた。
電車ではなくて気動車。窓が汚れていて車窓からの景色はあまりクリアに見えない。
駅前にはトゥクトゥクのドライバーが待ち構えていて客引きされる。遺跡のパンフを見せながら、これだけ廻るよとアピールがすごい。乗ってもよかったが自分たちのペースで廻りたかったので自転車を選択。自転車を使うことを伝えると、大変だ、疲れる、雨が降るよ、などとしつこいが振り切った。借りた自転車にはなんと日本の防犯シールが貼られており、1台には団地名の入った登録証も貼ってあった。ギヤ付きのママチャリだったが、ギヤは切り替えられず。
川面を大量の浮草が静かに流れていく中、向こうからやってくる渡し舟に自転車ごと乗り込みます。桟橋までのスロープが急で、下りはよいが向こう岸の上りは結構大変。
道は平らで自転車走行車線があり、クルマもそれほど多くなく、観光名所の遺跡には自転車置き場もあってなかなか便利。ただ、走っているときは風があって涼しいが、止まると暑さが堪える。
最初は、仏像の頭がガジュマルの根に抱かれたことで有名なワット・マハタートです。アユタヤは18世紀にビルマに攻め込まれて破壊され、仏像の頭も切り落とされた歴史があります。その頭が偶然、ガジュマルに巻き取られたらしい。このガジュマルが18世紀からの樹齢とは思えないけどどうなのか?巻き取られたのは比較的最近?
お昼を結構過ぎたので、ガイドブックに載っていた川沿いにある有名そうなお店に入りました。
冷房の効いた室内と、川を眺められるテラス席があったのでテラス席を選択。少しでも冷やすために屋根には水が流れていました。
その後、絵葉書を出したいというかみさんの希望で郵便局を廻って駅へ。今朝、ホテルで出して貰おうとしたけど「切手を貼って」と言われたので、Google Mapで郵便局を探して、窓口で投函。
朝と逆方向で渡し舟に乗り、駅前で自転車を返却。丁度よい列車がなかったら乗り合いバスにしようかと考えていましたが、20分後位の切符が買えた。ラッキー、でも到着が30分遅れで結構待った。駅の「プラットホーム」案内板がカタカナで記載されていましたが「ム」が上下逆さま。でも、日本語で書いてくれた気持ちが嬉しい。
バンコク市内に戻り、一旦ホテルに帰ってシャワーを浴びたあと、軽く夕飯を食べにでかけました。夜市などを観ながら散歩していて見つけたマンゴーツリーというちょっとよさげなレストラン。後で調べたら結構有名?東京にも店があるようです。店内では日本人駐在員ぽい会話も聞こえた。もち米マンゴーという温かいもち米に甘い練乳?がかかったものと、マンゴーをセットにしたものを食し満足。もち米の温かさとマンゴーが冷たいコントラストがよい。デザートなのかも知れないがお昼が遅かったのでお腹は十分。歳のせいかあまり食べられなくなった。
今日は22,000歩でした。自転車漕いでいるのは歩数にカウントされないのかな。
明日はパワースポットで最近人気らしいピングガネーシャ(ピンクの像の神様)か、メークローン鉄道市場(線路わきの市場で列車が来るとタープが折りたたまれることで有名)のどちらにするか、この時はまだ決めかねていた。どちらもバスで2時間くらいで、互いにまったく逆方向なので両方は無理。
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