2024年7月13日土曜日

タイ・バンコク(4日目:バンコク市街)

タイは雨季ですが、これまでは運よく雨に降られませんでした。しかし昨夜は大きな音を立ててスコールがきた。朝には止んでいたけどちょっと心配な空模様。

最終日、ホテルをチェックアウトして荷物を預かってもらい、最後の観光にでかけます。予備日のような感覚だったので全くのノープラン。帰国便は夜遅いのでたっぷり遊べますが、昨日諦めたメークローン鉄道市場はちょっと遠いのでやめておきます。なにかトラブって帰国できなくなると困るので。

ということで、初日に渡し舟で横断したチャオプラヤ川を遡る船に乗ってみることに。BTSシーロムラインのサパンタクシン駅(Saphan Taksin)近くのサトゥーン船着き場(Sathon Pier)までやってきました。船は双胴でカッコいい。


途中で見えた船着き場。水上交通も交通インフラの一翼を担っているようです。


途中、車掌(船掌?)のおばちゃんが、たぶん外国人で降りる場所が分からないだろうと、チケットの確認にきてくれて、船着き場が近づくと「準備して」と声をかけてくれた。中華街近くのラチャウォン(Ratchawong)船着き場で下船。あっという間。

ここからなんとなく散策していたら市場の路地を見つけ入ってみることに。これが結構長くて面白い。問屋っぽいけど小売りもしているような多種多様のお店が並んでいる。この狭い路地をバイクが抜けていくのは台湾と同じ感じ。かみさんは観光客がよく履いていた像柄模様のパンツをお買い上げ。


市場街を抜けると結構立派な寺院があったりして、仏教が根付いている国であることを実感。


川辺も整理されていてキレイ。水が濁っているのは、街全体がほぼ平らなで流れがないので仕方ないか。

途中、カフェでお茶したりして中華街まで歩いてみました。かみさんは中華材料をお買い上げ。


その後、MBKセンターという大きなショッピングセンターに移動。雨も降り始めたので、配車アプリのGrabでクルマを呼んで、地図上では近くまで来てくれたのですが、交通量が多い上、路駐するクルマと人混みが多くて見つけられず、キャンセルとなってしまった。運転手に申し訳なかったな。仕方なく地下鉄とBTSで移動。巨大なショッピングセンターです。


ここで最後のタイ料理としてパイナップルチャーハンと野菜たっぷりの鴨肉のレッドカレーを注文。店員さんが、スパーシーだけど大丈夫か聞いてくれた。優しい。


その後、ジム・トンプソンの家に向かう。ジム・トンプソンはタイシルクの高級ブランドを立ち上げて財を成した人で、住居跡が博物館として公開されている。本人はマレーシアで失踪して今も行方知れず。博物館にはシルク製品のお店も併設されていて、かみさんがお買い上げ。



いよいよ最後の目的地、初日に見たマハナコーン・タワーに登る。ちなみにバンコクの正式名称は「クルンテープ・マハナコーン」(天使の都、偉大な都という意味らしい)。正式名称はその昔100文字以上だったらしいけど、2022年にクルンテープ・マハナコーンと短くなった。でも浸透しないようで、みんなバンコクと呼んでいる。


地上310mの床がガラスになったスカイウォーク(地上から見上げた写真の矢印の場所)を目指します。入口で手荷物検査があり警備は厳重。チケット売り場で今日は雨模様なのでスカイウォークはクローズする可能性があるが、それでもよいか確認された。ここまで来て登らない訳には行かない。バッグは1階でロッカーに預けさせられた。


エレベータは入ったとき真っ暗かと思ったら全面がディスプレイになっていて動き始めると激しい勢いで登ってく感覚の動画が味わえる。実際、速い。三菱電機製です。

310mのスカイウォーク、パラシュート禁止のピクトがある。飛んだ人いるのか!


幸い雨も上がり、係員がワイパーでガラス床の水気を切っていた。ガラスを傷付けないのと滑り止めに靴カバーを履く。またスマホや小さなバッグなども持ち込み禁止。安全だと分かっていても足がすくむ。乗る人数の制限はなかったようだが大丈夫か?!


ここよりさらに高いルーフトップ314mからスカイウォークを眺めた様子。ガラス床の310mと4mしか違わない? もっと差があるように思えた。写真の人の身長と比べても10mくらい違う気がするが。


ガラスフェンスに近づくのも怖いけど、バンコクの街を眺めると360度ほぼ平らななことがわかる。ビルが林立していて大都会。夜景も奇麗だと思う。次回はぜひ体験したい。


ということで、ホテルに戻って預けてあった荷物を受け取り、BTSとエアポートリンクトレイルを使って空港へ移動。仕事終わりのラッシュと重なり少し混んだが無事に到着。チェックインまで少し待って荷物を預けたらあっと言う間に出国。


あっという間の休暇でした。また来たい。タイの人は親切で優しい人が多く、片言の英語とジェスチャでなんとかコミュニケーションはとれた。地下鉄MRT、高架鉄道BTS、鉄道、船、中距離バスの乗り方も大体わかったので次回はもっとスムーズに旅ができそう。あまり暑くない季節(ないか?)にベトナムカンボジアタイの3か国を巡るのもよいかな、と思い始めています。

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