2019年6月29日土曜日

安価なデジタル電圧電流計を試してみました

昨日の台風は大したことがなくてよかったです。昼間はよく晴れて蒸し暑かったですが、一転して今日は梅雨空の涼しい週末になりました。朝から工作しています。

今週、台湾から届いたデジタル電圧電流計です。アマゾンで300円ちょっとだったので試しに買ってみました。中国本土から届くのかと思っていたら台湾でした。アマゾンの評価では精度がイマイチというものもありましたが、さてどうでしょうか?

自作の安定化電源に取り付けてみます。この電源は学生時代に作って長年使い、5年くらい前に中身を秋月のインバータ式DDコンに変えたものです。前面に穴が開いているのは、その時の痕跡です。なお、ケースもアルミ板を折り曲げて自作
してあります。

デジタルメータの四角い穴を開けるために一度分解しました。ハンドニブラで開けてヤスリで仕上げています。

デジタルメータの電源は、DDコンの入力側から取りました。24Vあったので少し高すぎる(一応定格内ですが)ので、手元にあった820Ω、1Wの抵抗を直列に入れてあります。抵抗が少し発熱します。メータの消費電流は18mAでした。

組み上げて、手元にあるテスタをリファレンスに電圧と電流の調整を行いました。電圧が若干低めに表示されていましたが、調整後はまあまあ同じくらいの電圧を表示するようになりました。しかし、電流は0.5Aで合わせると、それ以上の電流では大きく表示されてしまいます。1Aでテスタと15%くらいの差がありました。また、どうも表示が安定せず変動します。テスタの表示は落ち着いています。電流計はあまり当てになりません。ただ、一応無負荷のときは0.00A表示です。アマゾンの評価では無負荷で0.02Aを表示するというのが結構ありました。

あと、電圧や電流が表示されるのがちょっと遅いです。サンプリング時間が長い模様。電圧を変えるつまみを回しすぎてしまいます。


まあ、300円程度という価格から考えると十分で、文句はありません。日本では赤青の7セグLEDだけを部品で買ってもそのくらいかかってしまいます。

この他にも安い(これ大事)面白そうなモノをアマゾンで注文しているので、これらで梅雨の季節を乗り切りたいと思います。まあ、晴れていても工作はするのですが。

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