そんな訳で以前、弾薬箱を使った工具箱 で書いたアンモボックスのレストアを始めてみました。書いたのはもう2年近く前のことでした。中々重い腰が上がらなかった訳は、蓋の周囲に充填してあったパッキン樹脂が変性してカチカチの石炭のようになってしまっていたからです。これが硬くて簡単には取れないので諦めてました。これを取り除かないと蓋が閉まらないのです。
ようやく決心して、貫通ドライバをタガネのように使いハンマで叩き、砕きながら取り除くことに。うるさいし、少しずつしか取れないし、イヤになりながら中腰での作業を1時間半ほどかけてようや決着しました。
写真は途中まで(写真右下1/3位)取り除けた様子。
下記はヒンジ部分の元パッキンを取り除いた様子。
完了です。黒いのが取り除けた元パッキンです。ホントに石炭のようです。元々が石油由来の材料だったのか?
蓋が閉まるようになり、ロックもかかります。取り除けたパッキンの代わりにはシリコンシール剤を充填しようかと考えています。弾性もあるので充填しても蓋が閉まるのでないかと期待してます。
箱の凹凸やゆがみをペンチとハンマで直し、側面を紙ヤスリで擦ったら、オリーブドラブというミリタリ色が復活しました。箱が所々凹凸ができているので、凸部分は削れて白く金属肌が出ています。
この塗装を剥がすのは大変そうです。錆びているところだけ磨いて、そのまま上塗り塗装してしまうか? 或いはペイントリムーバで塗装を剥がしてみるか? 軍用のしっかりした塗装が剥がせるかわからないですが、試してみたい気もあります。手元にないので買わないといけない。
また、箱内側の底隅が結構錆びててヤスリがけが大変そうだし、レストアはまだまだ始まったばかりです。
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