先日、人感センサーでLINEに通知する防犯センサのプロトタイプ を作りましたが、単に文字による通知だけでなく画像も送りたくなり数年前に購入したESP32-CAMというモジュールを思い出しました。Aliexpressで500円位で購入したのですが、載っているESP32が日本の技適(技術基準適合証明)を受けてなく、電波を出せないので仕舞い込んでありました。microSDスロットも付いていて、安くて便利なのですが。
技適の〒マークがありません。
アマゾンでも各種販売されていますが、そのまま電波を出して使うと電波法違反になります。単に写真を撮ってmicroSDに保存するとかの用途で、WiFiやBluetooth機能を使わなければ大丈夫です。
ネットで探してみると、技適取得済みのESP32に換装されている方がいたので、挑戦してみた次第です。
まずは両側に8ピンずつあるピンヘッダを外します。ピンヘッダは、はんだシュッ太郎で吸い取ってもなかなか抜けず苦労しました。最終的にピンヘッダを壊した。
ESP32の周りの部品が取れたり、熱で壊れたりしないようにアルミテープでマスキングします。裏面もマスクしました。
以前、アマゾンで買った安物のヒートガンで外してみます。
LowパワーでESP32の外周付近を2分半ほど加熱したら、半田が溶けて無事に外れました。このあと、パターン上に残った半田を半田吸い取り線できれいに掃除。
秋月電子で購入した技適取得済みのESP32-WROOM-32D (¥330) を載せました。ヒートガンではなく手付けです。ピンヘッダも新しいものを取り付けてあります。
また、ESP32-CAMは空きピンが一つもないので、載っているモニタ用LEDを取り外し、LEDに使っていた信号GPIO33を外部に引き出しています。引き出し先のピンはVCCピンで、元々は+3.3Vか5Vが出力されるピンですが、ジャンパ用の0オーム抵抗を外してオープンにしてから繋ぎました。
引き出したGPIO33に焦電型赤外線センサをつないでいます。
こんな感じでスマホに通知と写真が届きます。
搭載しているmicroSDには、以下のようなタイムスタンプがファイル名になった写真が保存できます。NTPサーバに繋いで撮影時の時刻を取得しています。WiFiに繋がると便利です。
付いていたカメラが挟角なので、Aliexpressで広角160度というカメラを注文してみました。届くまで3週間前後でしょうか。
スケッチはまだテスト中。今週、少しずつ仕上げる予定。また、需要があるか分かりませんが、ヒートガンで外すときの動画を撮ってあるので、そのうちアップします。
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