2022年7月30日土曜日

秒単位でオンオフできるインターバルタイマの改版中

9年前に作った 秒単位でオンオフができるインターバルタイマ ですが、意外とロングテールのニーズがあってこれまで結構な台数を受注してきました。用途はアート作品への組み込み、大学の研究装置、換気扇オンオフなど様々です。カスタムで0.1秒単位のオンオフ制御やDC電源のオンオフにしたこともありました。個人的にはカビが生えやすい部屋で定期的に扇風機を回すのにもう9年使っています。そろそろ扇風機が寿命かも。

先日、新たに製作依頼があって部品を購入しようとしたら、使用していたSSR(ソリッドステートリレー)が生産中止で入手できないことがわかりました。まだショップの在庫があるかと期待して調べましたが見つからず。ピン互換の代替品を探して何とかなりましたが、意外と高くて今後どうしようかと考えていました。前にも書きましたが、受託製作の工賃は最低賃金に満たないくらいなので、これを機にやめてもよいかと。

しかし、長年色々な皆様に提供して愛着もでてきているのと、基板設計のリハビリを兼ねて別のSSRで再設計することにしました。何事もそうですが使っていないと忘れてしまうので、時々頭をDRAMのようにリフレッシュさせる必要があります。

製作の手間も減らしたくてケースも見直したら基板の有効面積が少し小さめになったのでSMD部品を使うことにしました。昨夜久しぶりに深夜1時ごろまで作業して、一応完了していますがまだ変えるかも。また最終的にノイズ対策のGNDベタを生成します。


AC100VとPICや小型液晶を駆動する5V弱が混在するのでレイアウトに気を配っています。ヒューズも入っているので最悪でも発火とかのリスクはないと思います。ケースも難燃性を採用します。

基板発注前に一応部品を調達してサイズなどの確認をしておこうと秋月のサイトを調べたら、基板に載せる20mm用ヒューズのホルダ(マル信無線電機製のMF-563)が品切れでした。秋月だけかと思っていたら他のショップも軒並み品切れや受注停止。最終的にモノタロウにあったのですが一人5個までという制限付き。早く供給が復活するとよいのですが、何が原因? 生産中止はカンベンですがそのような情報はなかった。モノタロウでは送料を無料にするために色々と散財してしまった。

以下、現行バージョンの動画です。ケースが変わりますが動作は同じになる予定。



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