ニキシー管を使い続けると数字の一部が消えるカソードポイズニングという現象が起きます。以前作ったニキシー管時計 でも発生しました。そのときは、あまり表示が変化しない一番左の"10時"の桁で起きた。1か2しか表示しない上に2の表示時間が短いので、1の点灯中のスパッタリングによって2のカソードが絶縁されてしまい消えた。他の桁でも起こりうる。
ということで、この現象を回避するために、時々すべての数字を表示してスパッタリングを解消するリフレッシュ機能を実装した。市販されているニキシー管時計には組み込まれている模様。
下の画像はテストのために毎分0秒時にリフレッシュ動作させている。実際には15分とか30分に1度程度でよいようだ。まだデバッグなので7セグLED表示。
0~9までの数字を100ms毎に切り替えそれを3回繰り返して約3秒。
数字の表示順にあまり意味はないかもしれないが、アノードから近い順に表示してみた。一番奥から手前に順次点灯させる。下図がIN14のピン配、アノードに一番近い(一番奥)"6"から一番手前の"1"まで順番に表示している。
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