2018年12月23日日曜日

錆びたモンキーレンチのレストア

錆びついたロブスターのモンキーレンチ、軽くサビを拭き取った後。この写真だとそれほど錆びているように見えないが、結構サビていてアゴが開かない。

分解してみた。

Youtubeでみた電気サビ除去を試してみる。使うのは炭酸ナトリウムと電気。強いアルカリ溶液の中で、酸化の還元をする感じでしょうか?

必要な濃度が分からないので、取り敢えずこのくらい。

炭酸ナトリウムをお湯で溶かして、アルカリ溶液を作ります。針金で電極になるターゲットを吊るして、溶液の中へ。サビを除去したい方がマイナス側、プラス側には適当な鉄のボルトを繋いだ。
電気は安定化電源から15Vを供給。電流が不明だが安定化電源が最大2A程度なので、その位流れているかと思う。

4〜5時間後の様子です。

引き上げて水で洗い流したところ。この後、水をかけながらワイヤーブラシで擦って表面の黒い物質を落とします(落とした直後の写真を撮り忘れた)。

その後、両頭グラインダにワイヤーブラシをつけてブラッシングします。アゴのスライド部分などは紙やすりで除去。
さらにバフで磨きます。

バフがけで使った研磨剤です。赤棒、青棒などと呼ばれています。

最後に防錆潤滑油をスプレーして、ウエスで磨いて終了です。キレイになりました。アゴの動きもスムーズです。

電気サビ取り、よい感じでした。アルカリと電気で処理するので細かい所のサビも除去できます。

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