2021年11月27日土曜日

安価な信号発生器のキットを作ってみた

ちょっと試したいことがあって信号発生器のキットを作ってみました。久しぶりの電子工作です。アマゾンで探すと399円からありましたが中国発送のようで別途送料も必要だったので、倍以上しましたが国内発送の849円のものにしました。注文の翌々日には無事に到着。

キット内容は、電子部品一式とアクリルをレーザカットしたケース、ビス、説明書(英語)です。


組み立ては簡単で1時間もかかりません。


アクリルの保護紙にジャンパ設定の周波数などのラベルが刻印されてます。剥がすと分からなくなります。テプラなどで貼ればよいですが取り合えずこのまま。底や側面のアクリル板は剥がしました。なお、基板を裏蓋に固定するビスが短すぎて使えなかったので手持ちのビスで固定しました。

--21.11.28追記
アクリル保護紙を剥がしてみたらアクリル板に刻印されていました。紙が焦げているだけかと思いましたが、しっかりアクリル表面まで届いていた。ちょっと見にくいけど。
--追記ここまで

ジャンパピンを差し替えることで1Hzから1MHzまで発生できます。サイン波、三角波、矩形波が出力でき、サイン波と三角波は振幅を変えられます。電源は9V~12V。5Vでは動作しませんでした。

自作の周波数カウンタ で発振周波数を確認してみました。刻印されている周波数範囲より少し広い範囲で発振します。周波数を変えるボリウムがメインとファインの2つがあるのですが、ファインがあまりファインではありません。どっちも結構変わります。


オシロで波形をみた様子です。上が三角波、下が矩形波です。矩形波は電源電圧近くの振幅があります。三角波は4V位(電源電圧12V)。


三角波の振幅を変更するボリウム(左端)が、なぜか左に回すと振幅が大きくなり、普通の操作感覚と違います。ちなみに周波数は右に回すと高くなる。

以下はサイン波と矩形波です。三角波、サイン波ともに振幅を大きくすると潰れてピークが平らになります。オシロなどで波形を確認しながらでないと使いにくいです。また、プラスマイナスに振れるわけではなくプラス側だけで振幅します。



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