2020年1月19日日曜日

Arduino CNCファーム grbl をビルドしてみた

今日は晴れたけど寒い1日でした。でも、これが平年並みなのかも。体調はまだイマイチ。

Arduino CNC Shield V4についてネットで調べてみましたがあまり情報がないです。V3は結構見つかったのですが。スピンドル用のPWM出力がよくわかりません。V4にはスピンドル用のドライバが載ってなかったのでFETなどで作る必要がありそう。

取り合えずCNCを制御する grbl というファーム(オープンソース)をArduinoに入れるところまでやってみました。grblの情報は、https://github.com/gnea/grbl/wiki にあります。最新版はV1.1のようで、ココhttps://github.com/gnea/grbl にあります。

以下、今日やった作業の備忘録(間違っているかも知れません)

1. GitHubからソース(grbl-master.zip)をダウンロードして、展開しておく。


2. Arduino IDEに取り込む

  [スケッチ] →  [ライブラリをインクルード] → [.ZIP形式のライブラリをインストール]


  ZIPを展開したフォルダの中にある "grbl" フォルダを選んで[開く]


3. スケッチを選択

  [ファイル] → [スケッチ例] →  カスタムライブラリのスケッチ例の下の [grbl] → [grblUpload]


4. ビルド



5. Arduino Nano(互換機)に書き込み


  付いてきたUSBケーブルで互換NanoとPC(Windows10)をつなぐと、互換Nanoに載っているUSB-SERIALはCH340でしたが、ドライバが自動的にインストールされました。

  しかし、以下の書き込みエラーが発生。

    avrdude: stk500_recv(): programmer is not responding
    avrdude: stk500_getsync() attempt 1 of 10: not in sync: resp=0x73

ググってみたら色々対策があったがどれもうまくいかず、試しに [ツール] → [プロセッサ]を ATmega328P (Old Bootloader) にしたら無事に書き込めた。古いNano互換機のようでした。CNC Shieldの基板も古そうだったので、たぶん同時期に作られたものなのでしょう。

あと、grbl をNanoで使うには、以下のように cpu_map.h 内のピン割り当てを変更する必要があるようです。この他にもスピンドルのPWM出力などの変更が必要だと思いますが、まだ調べられていません。


本日はひとまずここまで。

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