2022年12月28日水曜日

中華なLED照明のノイズ対策

年の瀬、食料品の買い出しや松飾を取り付けたり、年賀状作成など色々とやることがあってじっくりと時間が取れません。ペンプロッタ のソフト調べなどはボチボチ進めます。

そんな中、午前中は工作机の上にあるLED照明のノイズ対策を行いました。アマゾンで買った中華製の安いLED照明で、買ったときからFMラジオにかなりノイズが入ってました。CDラジカセを部屋の反対側に置いてなんとか聴ける感じ。それもモノラルなら大丈夫ですが、ステレオ受信にするとダメです。

安物なので電源部から高周波ノイズがでていると推測し、電源モジュールを取り外してノイズのでないACアダプタに交換しようかと分解してみました。

下の写真は電源コネクタを挿す方の端ですが、電源モジュールは反対の端にありました。反対側の端も取り外してみましたが、内部で接着されているようでモジュールを取り出せません。ちなみにAC100Vなのに線が細いのが気になる。

仕方ないので電源モジュールを取り出すのは諦めて、ここにノイズ対策のフェライトコアを入れてみることにしました。これは古い無線LANアダプタのACアダプタから取り外してきました。パチンと挟み込むタイプのものです。

こんな感じで電源ラインを挟んでみました。

試しに点灯させてみると明らかにノイズが減りました。さらにフェライトコアがコネクタ近くにあるときよりも照明の中で電源モジュール近くに移動したときのほうが効果が大きい。かなりノイズの発生が抑制されています。

フェライトコアは固定できず照明の中を勝手に動くので、傾けて電源モジュール近くに移動させたのち、そっと元の位置に取り付けました。

ラジカセを照明直下の机上に置くとさすがにノイズが入りますが、少し離せば大丈夫になりました。

今までコードに挟み込むフェライトコアのノイズ対策は気休め程度かと思っていましたが、劇的な効果があってビックリです。パソコンやモニタのACケーブルに挟んでみようかと思い、アリエクでこのタイプのフェライトコアを注文してしまいました。

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