2022年10月1日土曜日

安価なDDコンモジュールLM2596Sの動作確認

今日から10月、工作厄月も明けた?ので工作を再開しようと思います。

手始めにアリエクで購入した59円のDDコンモジュール LM2596Sの動作確認です。別途送料がかかったので5個購入して送料を薄めて1個当たり110円位。適切に放熱すればこれで3A流せるらしい。

よくある3端子レギュレータは手軽だけど効率が悪くて、入出力の電位差や電流が大きいと発熱するので、その場合はDDコンのほうがよいですね。ポテンショメータで出力電圧設定ができるので便利。


アマゾンでも売っています。一応アマゾン発送なので安心かな? 届かなかったことがトラウマになっています。


電子負荷に繋いで動作確認してみます。電圧設定のポテンショメータがセンシティブでピッタリ5.00Vに合わせられなかった。入力電圧は12Vです。


0.5A流したら0.03Vドロップして5Vピッタリになりました。ドロップは全然問題ないですね。


1Aで0.08Vのドロップです。これも問題ないです。


1Aを5分ほど流したら、モジュール上のFET?が発熱してきたので温度を測ったら50℃です。熱が基板を伝わって隣の電解コンデンサも熱くなっていました。電解コンデンサの寿命に影響しそうです。

1A流すときには何らかの放熱が必要ですね。ちょっと狭いので取り付けにくいけど。アルミ板で基板とFETを挟むとか、小さなヒートシンクを付けるとか。


5A 1A出力5Wで、入力側は12V0.5Aで6Wなので効率は83%です。差分の1Wが発熱ですね。怖いので最大定格の3Aは流していませんが、単純計算だと3W分の放熱が必要になります。

ちなみに無負荷(電子負荷も繋がない完全の無負荷)では7mA流れていました。


あと、1A流してもコイル鳴きはほぼありませんでした。耳を基板に近づけると微かに聞こえますが手元にあるときは聞こえませんので問題なしです。

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